Blog建築家が考える
プレミアムリフォーム・リノベーション

Architects think of Premium Reform & Renovation

高級マンションリフォーム・リノベーションの設計とデザインについて。
そのプロセスとノウハウを余すところなく公開しています。

お施主様の現場視察@高輪I邸

高輪I邸

工事進行中の高輪I邸の現場に、お施主様ご夫妻が差し入れを持って訪問してくださいました。工事お願している工務店のはとても現場をきれいにしてくれていますが、それでも工事中は床に端材や金物が転がっていたり、仮止めだったりするか所もあるので、現場を訪問してくださる場合には、僕らが立ち会うようにさせて貰っています。

ご夫妻が立っているのがリビングの辺りで、向かって左側の寝室側を見ている様子です。壁が立上り、ボードもほぼ張られ、床下地もできた段階での訪問だったので、空間のイメージを掴むことができたそうです。室内の障子や欄間を通して光が奥の空間へと伝わる感じも判って頂けたようです。

一番左がWIC(ウォークイン・クローゼット)へ光を入れる欄間窓、正面の長方形の開口が一段床が上がった寝室の障子です。そのすぐ右が寝室への扉、ちょっと奥まった部分が玄関から伸びてくる廊下で、一番右側の開口がキッチンへの入り口です。寝室の奥の壁上部には、洗面への欄間窓も見えています。

こちらは、寝室からリビング側を見返したアングルです。暗い寝室になってしまうのではと不安がっていらしたお施主様も、これだけ光が入ってい来るのであれば安心だとおっしゃて下さったのが嬉しかったです。

玄関から、来客用トイレを見たアングルです。廊下正面には分電盤を入れる収納を設けます。天井裏には、新たに引き直した水道管とガス管が通っているので、トイレと廊下の一部は天井を150ミリ落しています。完成まであと一月半、どうぞ宜しくお願いいたします。