Blog建築家が考える
プレミアムリフォーム・リノベーション

Architects think of Premium Reform & Renovation

高級マンションリフォーム・リノベーションの設計とデザインについて。
そのプロセスとノウハウを余すところなく公開しています。

大理石張り@南平台N邸

南平台N邸

大工造作工事が終わった南平台N邸では、ダイニングの壁の大理石張りや造作家具の組み立てが始まりました。

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昨年アドヴァンのショールームで選んだ大理石、ドラマチックホワイトの大きなスラブ(一枚岩)を400×600にカットして貰ったものを、現場で張り始めました。

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下地には構造用ベニヤ板を張って、右手前に見える接着剤を点付けして、慎重に一枚ずつ張ってゆきます。目地なしで、逃げる個所がないので、1枚張るのに20分ずつ時間が掛かっているイメージです。

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こちらが夕方に張り終わった様子です。ドラマチックホワイトのきれいな模様が照明に映えて美しく光る様子が想像できますね。

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かたやリビング側には、沢山の造作家具の箱が届いております。

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こちらは大工造作と絡む箇所なので、事前に取り付けられていたテレビフレームの下のAV収納です。壁の背面に構造の柱が隠れているので、向かって右側の2つの箱分はAV機器類を収納する奥行きがありますが、左側はDVDなどを収納するほどしか奥行きがありません。

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こちらは洗面脱衣の壁に取り付けるメディスン・キャビネットです。フレームにチークの突板を廻して、中央部に飾り棚を設けたデザインとしています。

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背面に灰色の大理石を張った壁に、照明の線を通しながら慎重に取り付けてゆきます。一度取り付くと、全く重さを感じない棚ですが、実際には男2人でしっかり支えないと傾いてしまう重量があります。