Blog建築家が考える
プレミアムリフォーム・リノベーション

Architects think of Premium Reform & Renovation

高級マンションリフォーム・リノベーションの設計とデザインについて。
そのプロセスとノウハウを余すところなく公開しています。

3/4年点検 広尾マンションリフォーム-14

広尾H邸

昨年秋に完成・お引渡しをした広尾のマンションリフォームに定期点検の一環で伺って参りました。
このマンションリフォームをご依頼されたHさまご一家は、ちょうど工事を始めるタイミングで一年間外国に赴任が決まっていました。 従って、工事期間中は仮住まいに引越す必要もなく、住みながらのリフォームでもありませんでした。 完成したのは昨年末で、そのタイミングに合わせて、ご夫妻だけにはご帰国していただきましたが、ご家族が住み始めたのは、この夏からでした。

本来は、住み始めの時期に発生しやすい、空調機器の初期作動ミスや、水栓などの動作不良は、住み始めて直ぐに気が付いて、半月ほどの間で補修するのですが、この広尾H邸の場合は、それをすることが出来なかったのです。 変則的ですが、9ヶ月経った本日、つまり3/4年経って初めての点検になった訳です。幾つかのご指摘事項を工務店と確認し、それらの補修方法と工事の日程をご相談して参りました。

久しぶりの訪問でしたが、華やかで美しいマンションでした 奥様には、一時ご帰国時にお目に掛かっていましたが、三人のお子様たちとは、ほぼ一年ぶりでした。 たった一年でしたが、子どもの成長は早く、皆逞しく、元気にスクスクと育っていました。 リフォーム前には存在しながった中央ホールで、元気に遊んでいる様子を拝見して、とても嬉しかったです。 また、ご主人様と奥様からは、 「とても気持ちよく、住み心地も大満足」 とのお言葉を頂きました。 中央ホールには造作の本棚を設計することも決まり、落ち着かれた頃に、家具入りの写真を撮影させて頂くお願いもさせてもらいました。