Blog建築家が考える
プレミアムリフォーム・リノベーション

Architects think of Premium Reform & Renovation

高級マンションリフォーム・リノベーションの設計とデザインについて。
そのプロセスとノウハウを余すところなく公開しています。

特殊な造作家具取り付け開始!

南麻布K邸

200平米超えの超高級マンションリノベーションプロジェクト、南麻布K邸では第二弾の造作家具取り付けが始まっています。

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まずは、先日取り付けた壁から浮いて出っ張っている大理石カウンターの上にテレビを隠すための特注キャビネットの取りつけです。

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しゃしの黒いボックス塗装仕上げのボックスがテレビを収納する箱です。ちょうど取り付ける壁(大理石が抜けている灰色部分の壁)の中央からテレビ用の配線類が出ているのが判ります。

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テレビ収納箱の横には、ちょうど同じサイズの飾り棚収納があります。両者を組み合わせたところに扉がついて、その扉をスライドすることで、テレビを見ない時には隠すことができる単純な仕掛けです。

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扉はなるべくスムーズに、そして扉を吊るための金物が見えないことを優先して、造作家具をお願いした現代製作所と打ち合わせを重ねて決めたディテールです。因みに扉には、後日仕上げ材のカラーガラスを貼る予定です。

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ダイニングのコーナーのオーダー家具も取り付けがが始まっていました。奥で上下に分かれている個所が実際の収納で、手前に扉のように見えるパネルが張られているのは、実は背面に構造の柱とPSが隠れているので、見掛けだけのダミー扉となっています。

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玄関ホールからリビング入る扉の横のミニカウンター収納も無事取りつけられていました。フレームをシャープに見せるために、チャーコールグレー色に焼き付け塗装して貰った鉄板のフレームを四周に廻した特殊なデザインです。左側の一枚の扉はFIXで使えませんが、右側の2枚分の扉はレザー張りになって、プッシュラッチで使えるようになります。カウンター上にスリットが入っていますが、ここにガラスが嵌め込まれる予定です。

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玄関ホールにも鉄製フレームを廻した家具をデザインしています。こちらは一部をオープンにして、その横に引出と扉収納を付けています。引出の中には自転車や車のカギ、印鑑などの小物を入れて頂くことを考えた収納となっています。

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玄関からホール側を見返したアングルの写真です。左側にはサルバトーリの集成大理石が張られ、正面には厚突きのクルミ材突板で作った大型の靴収納がきれいに並んで取りつけられています。

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主寝室から水回りに抜ける途中にはウォークスルータイプのクローゼットがあります。寝室の飾り収納と一体に見えるクローゼット家具もほぼ無事に取り付けられたようです。

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洗面所のカウンター上のメディスンキャビネットも取りついていました。普通は造作家具は工場で仕上げ材まで張られてから現場に運ばれるので、取付が終われば造作家具は完成するのが一般的ですが、今回は現場で他の壁に合わせて仕上げ材(例えばレザーや大理石など)を張ったり、間接照明を仕込んで仕上げるスタイルなので、ここからがまだ一苦労なのです…。

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