Blog建築家が考える
プレミアムリフォーム・リノベーション

Architects think of Premium Reform & Renovation

高級マンションリフォーム・リノベーションの設計とデザインについて。
そのプロセスとノウハウを余すところなく公開しています。

壁の大理石モザイク張り

南麻布K邸

南麻布K邸の廊下は、ブラケット照明やベンチ付きの造作家具を設置して、パブリック空間とプライベート空間を仕切る第三の空間として考えています。片面はウォールナットの羽目板張りで、反対側はオーク材の本棚とベンチを組み込んでいますが、大きな壁面には大理石モザイクを張ることとしました。

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モザイクというとタイルを使うのが一般的ですが、こちらのような細かい大理石のピースを並べ、それぞれの磨き具合を少しずつ変えて表情を出した上で、裏側をネット張りにしたものがあります。シート状になっているので、施工的には張りやすいのですが、端部などの目地幅が揃いにくいので、このように一度広い場所で仮組みを作っておいてから、それを壁に徐々に移してゆく方法で張って貰いました。

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まずは大理石モザイクを張る壁全体に接着剤をコテで塗ってゆきます。

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そこに仮組しておいたタイルの端部から張り出してゆきます。この始めと、終わりがうまくできれば面全体の均一感が取れるそうです。

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そこにシート状になったものを張り付けてゆきます。この際に、張り始めの大理石との目地幅がきれいに撮れていることが重要です。

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あとは流れ作業で張ってゆけば、この面積のモザイクタイルでも、半日ほどで張り上げることができました。

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こちらは完成時の様子です。造作家具の養生が取れて、オーク材や床に使った大理石との色味もきれいに仕上がりました。

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今回は、同じ廊下の反対がの小さなニッチの奥の壁にも同じ石種のモザイクを、

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玄関の収納奥の壁には、違う石種のモザイクを採用しています。どれも職人さんたちの丁寧な張り方のおかげで、とてもきれいに仕上がりました。

 

 

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