Blog建築家が考える
プレミアムリフォーム・リノベーション

Architects think of Premium Reform & Renovation

高級マンションリフォーム・リノベーションの設計とデザインについて。
そのプロセスとノウハウを余すところなく公開しています。

南麻布K邸の仕上げ工事

南麻布K邸

大物の造作家具工事が一通り終わった南麻布K邸の現場は養生が取れ始めています。これまで隠れていた仕上げ材料があられると同時に、小物の造作家具や建具(といっても凝ったデザインだったり、複雑な構成ですが)が入り、同時に壁仕上げや照明器具などの取り付けも始まりました。

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天井裏に隠されたエアコンやロスナイ(それぞれ既存再利用)の点検口が多数あったので、それらを隠す為に考えた天井木製パネルの取り付けができました。設備関係の点検口は、それぞれの用途や使い勝手から移動するのが難しく、デザイン的にどのように処理するかいつも悩むところですが、今回は点検口があるエリアすべてを点検できるように、大型点検口ともいえる取り外し式の木製パネルで覆ってみました。

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ダイニングの天井の白いカラーガラス張りも無事完了しました。カラーガラスの荷重を考えて、小割りにしたガラスで分けて張って貰いましたが、継ぎ目の処理もきれいにできており安心しました。

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ほとんど組み上がっていたキッチンですが、養生で隠れていた部分が剥がされて全容が見えてきました。特別にデザインした斜め框のデザイン扉、クラッシックでありながらスタイリッシュな雰囲気に仕上がりました。

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高級大理石スタトゥアーリオで作ってもらったアイランドカウンターと、PS竪管をカバーした柱型もスッキリと仕上がりました。これからこのカウンター上の照明器具を取り付けるので、職人さんがカウンター上に上っても壊れないように、サポートの木材をカウンター下に組み込んで貰っています。

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ガラスの玉のように見えるのが、カナダ製のガラス照明「ボッチの28シリーズ」の照明器具です。天井には開口補強の金物がつけてありますが、接続と高さ調整は1つづつ手作業で行うので、とても大変な作業でした。全部で18個を吊るしてもらいましたが、高さ調整も含めると丸3日掛ったそうです。

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キッチンのレンジフードの取り付けです。解体時にレンジフード設置予定の場所の天井裏の梁の大きさが判り、当初検討していたレンジフードが使えないことが判ったので、アムスタイルに特注で製作をお願いしたレンジフードです。ボックス型にしないと天井裏へのダクトがうまく抜けないとのことだったので、白い塗装仕上げにして貰いました。左手のパネル部分には、最後に耐熱性の白いカラーガラスを張って仕上げて貰います。

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カラーガラスも色々な所で使っていますが、こちらは玄関入って正面の壁です。カラーガラスそのものの寸法の制限がありますが、さらにマンションリフォームならではの搬入の制限があるので、大判のガラスをベタッと張るのではなく、スリップ状に割いたガラスをずらして張ったような意匠としています。(柄はランダムに見えますが、実際には設計側で寸法指定していますが…)

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カラーガラスのストリップ貼りが終わったところで、すぐその横面の姿見の鏡も取り付けて貰いました。これで玄関ホールは完成です。

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主寝室の奥のシャワーユニットとトイレのステンレス枠にも透明ガラスが入って完成形が見えてきました。トイレについては、最後まで透明ガラスにすべきか半透明にすべきか、お施主さまも迷われていましたが、透明ガラスであればあとで半透明フィルムを張ることができますが、最初から半透明にすると透明に戻すことはできないので、それでまずは透明で使ってみようとの判断にしてくださいました。右奥に引っ張り出されているのは、リネン収納用の引き出し収納です。

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前後して、そのシャワーブース前の一段あがった廊下部分のタイルも張られました。奥にある大型浴室から、トイレ、シャワーとこの廊下まですべてが同じタイルで、目地の位置まで揃えられています。

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シャワーブースの手前にあるウォークスルータイプのクローゼットを主寝室から見た様子です。箱だけだった収納部分に扉や金物、姿見の鏡が入って全容が見えてきました。手前左側は主寝室の背面壁で、クロスのデザイン張りとしています。

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来客用トイレの手洗いカウンターも入りました。正面の壁で空いている個所にはフレーム付きの鏡を入れる予定で、その上下はサルバトーリの柄付き大理石を張って貰っています。

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手洗いボウルは無垢のビアンコカラーラ大理石から削り出したTフォルムのMoonというボウルで、水栓はユニークなものを探してほしいとのことで、TOYOキッチンのフォーセットという水栓を選んでいます。

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