六本木T邸 ビフォー&アフター リビング編
リノベーション工事が無事終了した、六本木T邸。どこがどのように変わったのか、判り易く同じ工事前後をアングルで撮影した写真を作ってみました。まずは第一弾としてリビング・ダイニング部分を紹介いたします。
ビフォーで正面に見えている壁は、ウォークインクローゼットの壁です。実は今回の工事の前に、一度リフォームをされた形跡があり、この部分がそうだったようです。既存でついていた天井カセット式エアコンを動かすと費用が掛かるので、写真のように上部を欄間状に開ける方法で回避していたようです。
かつては寝室だった部分がダイニングになりました。 この個所は窓のレイアウトは変えられないので、それほど変わっていないかもしれません。天井はかつては折り上げスタイルでしたが、ゴチャゴチャして見えるので、フラットに変えています。それに伴って、エアコンも窓際に移しています。また、判りにくい個所かもしれませんが、かつては安っぽい窓枠がついていたのを、全て取外し、壁を塗り込む形で枠なしへと変更しています。
こちらは反対側方向からリビングを見返したアングルです。かつては小さなダイニングに、幾つもの扉があって、家具のレイアウトが難しい部屋だったようです。リノベーション後は、壁際にテレビ・オーディオ収納やバーコーナーも壁に埋め込んでいるので、家具のレイアウトのフレキシビリティーも上がりました。
かつて廊下だった部分をリビングダイニグに取り込んでいるので、実際には5%程度の空間増ですが、印象的には20%程空間が広くなったように感じました。また、大理石とカーペットとフローリングと、細かく仕様が分かれていた床仕上げを、フラットなフローリングで統一したことも、広く感じる原因の一つかもしれません。
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2011年04月27日 | コメント&トラックバック(0) | トラックバックURL |
カテゴリ: マンションリノベーション 六本木T邸
残工事・補修工事-1
先日お引渡しを終えている六本木T邸ですが、震災の影響で間に合わなかった製品の取付けや、まだ残っていた工事、完成後にお施主様との話し合いで、少し工夫することになった工事があったので、辰の寺井さんと職人さんたちと現場に伺って参りました。
バーコーナーの水栓をハンス・グローエの水栓に交換中。背の高いグラスにも使えるように、背の高い水栓としましたが、シンクが小型なので、水量によっては水ハネがあるので、水量も少し押さえ気味に調整して貰いました。現場にずっと通ってくれていた安藤さん、ありがとうございます。
同じくバーコーナーの扉のマグネットキャッチ取付けです。できた当初は、ピッタリと合わさった扉ですが、撮影する頃になると、扉の乾燥のせいか少し開いてきてしまいました。上部に戸当たりを付けて、少し強めのマグネットキャッチを付けて貰いました。森村社長自らが取り付けてくれました。
カッシーナのダイニングテーブルのエクステンション用の天板に色ムラがあったので、他の在庫していた天板を持ってきてもらい、色味やムラをチェックして一番良さそうな天板に交換して貰いました。カッシーナの伊藤さん、村田さん、迅速に対応してくれてありがとうございます。
ウッドブラインドは震災の影響で税関で止まっていました。ようやく届いたので、カーテン・ブラインド類をお願いしているバウハウスの鈴木さんたちに取り付けて貰いました。
これでスモークが満ちて、天井にファンが回れば、映画「ブレードランナー」の取り調べ室といった雰囲気になるのではないでしょうか。当初からの僕らの設計イメージにより近づきました。
最後の写真は、お施主様のコレクションのクラシックギターを書斎の棚に収納した様子です。当初は大きな本棚を予定していましたが、工事途中でギターを展示するような形で収納できないかとのご相談があり、変更した部分です。奥に見える二枚のガラス扉が手前に引けるようになっています。また、ギターは極度の乾燥を嫌うので、右下に小さなコンセントが見えますが、加湿器を置ける仕組みになっています。
まだ、幾つか今回終えることができなかった工事があるので、今月末かGW明けに伺うことになりそうです。
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2011年04月22日 | コメント&トラックバック(0) | トラックバックURL |
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竣工お引渡し・写真撮影と取材
震災の影響や、某スチールサッシメーカーの倒産などの影響を受けながらも、何とか3か月半の工程で六本木T邸リノベーション工事を竣工、お引渡しすることができました。
工事でお世話になった辰の畠中さん、現場監督として本当に良く頑張ってくれた寺井さん、お施主様Tさまと私各務でお引渡しの書類を読み合わせ、保証書などをお渡ししている様子です。
お引渡し後は、取扱い説明です。キッチン機器や洗濯乾燥機、浴室のミストサウナや天井付けのロスナイなどの機器、照明や造作家具、ウッドデッキやカーテン類まで一通りの説明だけで小一時間掛かりました。
一通りの手続き後にTさまと談笑している様子です。左から現場監督の寺井さん、辰の畠中さん、電気の金澤さん、お施主様のTさまと私、各務です。Tさまからは、とてもカッコよく、イメージしていたもの以上のものが完成して、嬉しいとのお言葉を頂きました。設計の始めから考えると、一年以上に渡ってお付き合いさせて頂いたプロジェクトの完成でとても感慨深いものがありました。
お施主様がお仕事で帰られた後、承諾を得て写真撮影を行わせて頂きました。このように、お引渡し時に家具や調度品が入っていることは珍しく、通常は竣工後一月ほど経ってから撮影をお願いするのですが、今回は珍しいケースでした。
昼光でもきれいですが、夜に照明でライトアップした時は、特に大人の隠れ家といった雰囲気になります。ルートロンの照明コントロールスイッチをいじりながら、どの光がきれいに見えるかの組み合わせを楽しみながらの撮影でした。
リビングから書斎を見たところです。特注の鋼製サッシがハードでインダストリアルな雰囲気を醸し出し、背景の夜景と合わさって、ちょっと東京らしからぬ、ニューヨークっぽいイメージになっているのではないでしょうか。
最後の写真は、引き渡し前のタイミングで、辰が発行しているニュース記事「SHIN CLUB」用に、松村さんに取材して貰っている様子です。当初のご依頼からどのような経緯でこのようなリノベーションになっていったのかを説明いたしました。 カガミ・デザインリフォームのホームページに六本木T邸をアップしましたので、こちらもどうぞご覧ください。
六本木T邸-1
六本木T邸-2
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2011年04月20日 | コメント&トラックバック(0) | トラックバックURL |
カテゴリ: マンションリノベーション 六本木T邸
アートの仮コーディネート
六本木T邸リノベーションでは家具に続いて、今度はアート作品のコーディネートです。いつもアートのコーディネートをお願いされた際は相談に乗って貰っている、ギャラリークローゼットの新井紗絵さんと、事務所スタッフの岸本さんと各務の三人で、先日のギャラリー訪問の際に選んだ絵画を20点以上現場に持ってきてもらいました。
まず最初は、メインのアートを飾ることになる珪藻土塗りの大壁の部分から、候補のアートを一つずつ仮に飾って貰いました。なんと言っても、一番大きな壁面で、この空間のメインテーマともなる作品なので、大型アートを一つ飾るか、中型のアートを幾つも組み合わせるかから考え始めました。
灰色の壁の色味とアートの色味、壁のサイズとアートのサイズといった室内空間と比較しながら候補を決めても、実際に手で持ってみると中々しっくりくるものがありません。それでも幾つかの候補を決めて、次の壁へと移ってゆきます。
ダイニング脇の小壁は、サイズ的にピッタリのサイズのアートがそれほどないので、一枚ずつ現場に掲げて確認してゆきました。最初はこちらは容易に決められるだろうと楽観的だったのですが、どの作品を掛けても良さそうで、なかなか決め手になるものがありませんでした。
ソファー背面の壁にも幾つかの候補があり、それらを並べたところです。結局、3時間以上ずっと並べ替えつづけながら、最終的には、大壁には大型アートを2枚、小壁にはコラージュの黒い作品を、そしてソファー後ろにはソファーのレザーと対応したレザージャケットを描いた具象画をまずは掛けてみることとなりました。大変な作業でしたが、アートを架け替えるごとに空間の様相が一変してゆくさまは、本当に興味深くとても勉強になるひと時でした。
引渡しの際に、この仮レイアウトをお施主様に見て貰って、微調整しながら最終形を見付けてゆくことになります。最後の写真は仮に掛けたアートを撮影している新井さんの雄姿です。新井さん、そしてヘルプで入ってくださった斉藤さん、どうもありがとうございました。
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2011年04月15日 | コメント&トラックバック(0) | トラックバックURL |
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高級輸入家具の搬入・組み立て
六本木T邸に、大型の高級輸入家具が次々と搬入されてきました。
まず一番に入ってきたのがアルフレックスのソファです。セブン・サロッティシリーズのNaviglio(ナヴィリオ)の大きめサイズのL字型です。座り心地が良いのは勿論ですが、仕上げの皮の質感、遠目から見たプロポーション、いつかは使ってみたいと思っていた憧れのソファです。
座面の裏に接続金具がついており、二つずつのソファーを連結して固定する方式となっています。ソファーのほかに、JABというラグもアルフレックスにお願いしました。3m20センチの角の大型サイズの敷物です。
次に搬入されたのがカッシーナのダイニングテーブルとイスです。ピエロ・リッソーニがデザインしたNAAN(ナーン)という、スモーク色の極薄シルエットがまさに六本木T邸のイメージにピッタリだと一目惚れしたダイニングテーブルです。極薄ながらエクステンション可能で、2m40センチから3m40センチにまで伸ばすことができる優れた机です。
マリオ・ベリーニがデザインしたCABチェアーとフロアスタンドのMAGNA(マーニャ)という照明も今回はカッシーナにお願いしました。
このトラックが自分が設計している現場の前に停まっていると、今でもドキドキしてしまいます。
最後に入ったのがMinotti(ミノッティ)です。LEGER-HAMILTONという名前のサイドテーブルを入れて貰いました。写真のように、シャープで黒いスチールの脚に黒皮が上部に張られたスタイリッシュなサイドテーブルです。この種類のテーブルでは一番カッコ良いと僕らが思っている製品です。
全ての家具(アートも既に写っていますね…)が入った状態でのインテリア写真です。シックでちょっとハードでスタイリッシュな雰囲気になったのではないでしょうか。ここまで色々と相談に乗ってもらったアルフレックスの担当の野間さん、カッシーナの伊藤さん、そしてミノッティの梶野さん、どうもありがとうございました。そして一日中現場で搬入を見守ってくれた笠原君、どうもお疲れ様でした。
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2011年04月14日 | コメント&トラックバック(0) | トラックバックURL |
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特注書斎机の組み立て
六本木T邸の書斎に特注でオーダーした机が組み立てられました。幾つもの部材に分かれているので、その組み立ての様子を紹介します。
逆さまになっていますが、こちらが机の天板です。二台のコンピューターが使いながら三人程度の打合せをしたいとの、お施主様のご要望を叶えるために考えた形状です。組み立て用の穴が処々に空いています。
机の強度を保つには、天板にある程度の厚みが必要ですが、それだと見た目のシャープさが失われてしまうので、写真のように端部に向かってテーパーを切って、リビング側から見たときには薄く見えるようにディテールを考えています。 因みに右上に空いている四角い穴は、コンピューター用電源コード等を通す孔です。
組み立て手順は、まず裏返しのまま側板を立てるところから始まります。三角に見える部材は、角度の折れ目を調整する材料です。
三枚の側板が立ち上がったところで、それらを繋ぐ鉄製のプレートを取り付けます。二枚のプレートは、それぞれ側板に対して斜めに振れているので、ビスを使って固定する作業も大変そうでした。
二枚の鉄プレートが固定された真ん中の側板の詳細です。ここら辺りのディテールは、2か月前の打合せで決めた通りに作られています。床の不陸に対応するように、可動ねじを埋め込んであります。

組み立て後に逆転させて、正しい向きに設置された机を低いアングルから眺めた写真です。テーパーを取った天板端部のシャープさや、斜めに立てられたスチール板の美しさが見えるのではないでしょうか?
こちらが組み立て後の様子です。背部に造作家具と同じウォールナット材を基調とし、補強を兼ねた鉄材とテーブル面のメラミンを組み合わせた複雑な形状の机の完成です。以前の記事で紹介した模型と同じものになっています。オーダー家具屋YPOの廣瀬さんたちが組み立ててくれました。 搬入で30分、組み立てで2時間半、合計3時間の労作でした。どうもお疲れ様でした!
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2011年04月13日 | コメント&トラックバック(0) | トラックバックURL |
カテゴリ: マンションリノベーション 六本木T邸 特注オーダー家具




































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