風と視線が抜ける別荘リフォーム 箱根別荘リフォーム-07
箱根C別荘リフォームのデザインには色々な隠れテーマがある中で、お施主様と一緒に考えた小さなテーマが、この風と視線の抜けです。従来は、個別の部屋が連なっているだけの空間構成だったので、単純に部屋を繋げるだけでなく、面白い繋げ方はないかと考えたのが、写真の抜けの空間です。
通常は、薪ストーブの後ろに石張りの壁を設置した場合、その壁の重さを演出するために、いかにドッカリとしているかを表現することが常識です。壁の厚さや、石のテクスチャー(質感)を強調する事が多いのそのためです。それに対し、この別荘では、石壁に大きな開口を設けています。
この開口/窓がある位置は、実は和室の寝室から、書斎スペースまでが、一列に並んでいる軸線の上なのです。家の中央を通るラインに、印象的な石壁の窓を設けることで、風通しが良く、実際に長い距離に視線を馳せる空間が誕生致しました。
タグ
2008年08月09日 | コメント&トラックバック(0) | トラックバックURL |
カテゴリ: 箱根C別荘
生まれ変わった別荘-1 箱根別荘リフォーム-06
箱根の中古別荘のリフォームもようやく、第三期工事が終了し、お施主様への引渡しを行なって参りました。第一期工事では、お施主様のDIYで解体工事が行われ、第二期工事では構造補強を行ないましたが、今回の第三期工事では、内装仕上げの基本と、電気や設備工事を行いました。 具体的には床フローリング張りに、壁の羽目板貼りとボード貼り、それに電気(照明とコンセント、分電盤の取付)工事に設備(給排水のひき直し、浴室、トイレのやり直し)工事に加え、薪ストーブの設置と石壁と石床の施工工事も行ないました。
大きなアイランドキッチンも入りましたが、まだ内部の造作はまだですし、ガスレンジが入る予定のカウンターも工事途中です。 それでもリフォーム前とは大きく変わった空間の姿を確認して、お施主様も大喜びで、大変感謝されました。 デザインリフォームの特徴 リフォームのデザインのテーマは以下の点でした。
- 各個部屋として分割されていた空間を大きな空間に結び付ける
- 木質を中心として、無垢で肌触りの良い素材で空間を仕上げる
- キッチンや薪ストーブ等は、家具のように扱い、空間の中にレイアウトする
その他にも、大きなテーマの裏に、隠れてしまうような小さなテーマも幾つもありますので、そちらはまた、次回以降説明したいと思います。
こちらの写真は、ブリッジに登ってロフトを望んでいるお施主様のCさまを下から撮ったものです。
タグ
2008年08月08日 | コメント&トラックバック(0) | トラックバックURL |
カテゴリ: 箱根C別荘
吹き抜けと背比べ? 箱根別荘リフォーム-05
箱根別荘リフォームの第三期工事の現場は大工工事も真っ盛りで、フローリング張りと壁(一部)の板張りが終わったところでした。吹抜けに面した板壁と吹抜けの取り合いがきれいで、眺めていたところをスタッフに撮って貰った写真です。
吹抜けと背比べしてみましたが、186センチの僕も、さすがにC別荘の吹抜けとは比べ物になりませんでした。

板張りの壁から突き出されている金具は、木製の梯子を固定する為のものです。 空間の中央を走るロフトへの空中廊下へ上る為の梯子です。当日は東京は、猛暑真っ盛りでしたが、車で一時間半の箱根の山の上まで昇ると、下界(?)とはすっかり気候が変わり、ひんやりと冷気が漂っていました。
タグ
2008年07月20日 | コメント&トラックバック(0) | トラックバックURL |
カテゴリ: 箱根C別荘
換気対策と寒気対策 箱根別荘リフォーム-04
箱根中古別荘の第三期工事が始まりました。湿気の多い箱根山中の別荘なので、リフォームでは換気対策が重要になります。写真は、かつては天井裏だった箇所を天井を剥ぎ取って作ったオープンな吹抜けです。本日のような晴れの日に現場に行っても、窓を全開にした地上部分は風が通り抜け、とても爽やかですが、ロフトにあがるとムッと湿気と熱気が溜まっています。
そこでお施主様と一緒に考えたのが、換気扇と天井扇の取付です。まずは、工事の順序から換気口を開けて貰いました。人が入っていると、写真からは天井の高さが判り易いですが、床から天井吹抜けのトップまで、約6m弱あるのです。
妻面の両側に強力な換気扇を取付けることで、湿気と熱気を一気に屋外に排出する計画です。もう一つの天井扇は、まずは電源だけを用意して、機器の取付は後日の予定となっています。
二枚目の写真は、屋外から足場を登って、換気口にカメラを突っ込んで、反対側の妻面の換気口周りを撮ったものです。まだこちらには枠も、周りのプラスターボードも付いていませんが、壁面にビッタリと敷き詰められた断熱材が見えます。箱根でも一番寒いといわれている、湯の花温泉付近の別荘ですので、寒気対策もお施主様から頼まれています。特に天井吹抜けを作って、気積が大きくなっているので、壁面には全て断熱材を入れてもらっています。換気対策と寒気対策で、寒い冬も、蒸し暑い夏にも十分対応する別荘リフォームになる予定です。
タグ
2008年07月01日 | コメント&トラックバック(0) | トラックバックURL |
カテゴリ: 箱根C別荘
別荘のロフトとブリッジ 箱根別荘リフォーム-03
箱根の中古別荘のデザインリフォームで新しく生まれたスペースの紹介です。
壁や柱を抜いて、その分新しい壁を作る構造補強が終了した結果、新しいスペースが生まれました。写真のロフトとブリッジです。洗面や浴室、新しく作ったランドリー室に天井を貼ったところ、その上部がロフト空間になりました。
部屋の中央は、新しく太く大きな梁で補強し、それらを連結させたところ、ロフトへと続くブリッジになっています。確認の為に、現場に来てくれたお施主様も、このロフトとブリッジには大喜びで、どのように使うかを、家族と一緒に考えたいとのことでした。
段階的に進めているリフォームなので、実はこの日はお施主様に立ち会ってもらいながら、工務店に第三段階の見積りをお願いしました。当日は、設備屋さんと電気屋さんにも立ち会ってもらい、約3時間ほど掛けて、別荘全体のリフォーム計画を改めて説明してきました。
最後は、豪快な骨組みが見えている空間で、お施主様、設計者、そして工務店の全員での記念写真です。因みに左から設備屋さん、現場監督の長田さん、電気屋さん、工務店の小堀社長、そしてお施主様のC様と私、各務です。皆様、当日はありがとうございました。そして、これからも宜しくお願い致します。
タグ
2008年06月12日 | コメント&トラックバック(0) | トラックバックURL |
カテゴリ: 箱根C別荘
構造補強 箱根別荘リフォーム-02
箱根の中古別荘のデザインリフォームも、いつの間にか(?)工事が始まり、本日現場に伺った時には構造部分のリフォームが一段落致しました。不思議な縁で、僕等がリフォーム設計のお手伝いをすることになった箱根の別荘ですが、リフォームの第二段階の構造リフォームも(第一段階はお施主様がご自分で行なわれた解体工事です)一応枠組みが決まり、終了いたしました。
構造の専門家にも見てもらった上で、リビングとダイニング・キッチンを分けるように通っていた
別荘の中央の廊下の壁を撤去いたしました。筋交いも入っている壁でしたので、単に壁を撤去するだけではなく、取り去った筋交い分の補強を新しく設置した梁の端部で行なっています。
こちらは柱と梁が離れないように、特注の鉄製の金具でしっかりと留めてもらっている様子です。予算の関係上、段階的に進めているリフォームですので、これからも工務店と相談しながら工事を進めてゆくことになります。一気に工事が出来ない分、お施主様も工事の度に現場に足を運んでもらっています。
ゆっくり時間を掛けて、さらに空間を実地で見ながら打合せが出来るので、お施主様と建築家(私)の意思疎通が図れる事、そのメリットを最大限に活かしながら、設計を進めてゆきたいと思っています。
タグ
2008年05月20日 | コメント&トラックバック(0) | トラックバックURL |
カテゴリ: 箱根C別荘












Recent Comments