伊豆の別荘リフォーム 完成引渡し
伊豆OK別荘リフォームの長かった工事も終わり、先日めでたくお施主様にお引渡しをしてまいりました。初めて現地を調査に伺ったのが、今年の1月後半、約3ヶ月の設計期間と1ヵ月の予算調整を経て、5月後半に工事着工、そして約3ヶ月の工事期間を経て、ようやくリフォームが完成いたしました。
遠隔地での工事監理は、月に4度ほどスタッフの笠原君に現地に行って貰い、さらに一週間に2度ほど、工務店から写真添付の現場報告をうけ、私、各務は月に二度ほど出掛けてきました。工務店と、現場の職人さんたち、そして笠原君の努力で、途中も大きく滞ることなく、無事に工事を終えることができました。引渡し当日は、お施主様と事務所スタッフ一同で検査も兼ねてご一緒してきました。快晴の天気に恵まれて、気持ちよい別荘の空間に、チェックを忘れてのんびりしてしまいました。
ガス機器や、床暖房、窓の電動シャッターや、各種元栓の扱いなどを一通り工務店に説明して貰った後、お引渡しとなりました。お施主様は夕方から用事があるとのことで、設計側は残って、家具が入っていない段階でしたが、竣工写真を撮らせて頂きました。途中天井塗装に使ったカイムペイントの斎藤さんと前島さんが見学に来てくれたので、一緒に記念撮影させてもらいました。(恥ずかしながら変な格好で壁に張り付いているのが各務です)
お施主様のOKさま、長い間お待たせいたしました。担当スタッフの笠原君お疲れ様でした。そして東進建設の末吉社長、どうもありがとうございました。
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2009年10月08日 | コメント&トラックバック(0) | トラックバックURL |
カテゴリ: 伊豆K別荘
登って降りての回遊性 ミニロフトの工夫-2
子どもたちが遊べる別荘リフォームの工夫の紹介、第二弾です。先日書いたミニロフトの工夫-1で、ミニロフトへの登り壁の工夫を紹介しました。実はこのミニロフトへは、もう一つ登る(下る?)手段があります。
それがこの正面に見えるすべり棒です。手で棒に掴まって、足を突っ張りながら登る棒は、同時にロフトから降りる際に消防士さんたちのように滑って降りることができます。登り壁から登って、すべり棒で降りる。この回遊性が生まれることで、上り下りの工夫や、速さの競争、或いは追いかけっこといった、遊びのアイデアが生まれてくるようです。
先日、初めてお孫さんと一緒に行かれたお施主様から、写真と一緒に嬉しいご報告を受けました。お孫さんたちは、あまりに楽しいロフトで、ずっと遊び続けたそうで、「東京の家を引っ越して、この伊東の別荘に移り住みたい!」と言ってくださったそうです。
設計者冥利に尽きる言葉で、担当の笠原君共々、本当に嬉しかったです。
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2009年09月09日 | コメント&トラックバック(0) | トラックバックURL |
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ナゾの棒の正体は?ミニロフトの工夫-1
伊豆の中古別荘リフォームのデザインの工夫の紹介です。
写真の床に転がっているナゾの棒、長さはマチマチで、太さも途中で削ってあり、太い部分と細い部分があります。テレビの某劇的リフォーム番組であれば、ここで匠(タクミ)が登場して、棒を削りだして、プログラムの最後まで、その正体を明かさないのでしょう。ここは普通のブログですから、もったいぶらずに説明いたします。
この写真で、スタッフの岸本さんが登っている壁の取っ掛かりが、この棒の正体なのです。子どもたちが登れる、ミニロフトを設けましたが、そのロフトへの登る一つの方法が、この「登り壁」です。ランダムな配置で、ランダムな長さ、子どもたちが自分の身長や体力に合わせて、どの棒に捕まって、或いは足を掛けるのかを判断しながら自力で登ってもらう、そんなイメージの壁です。大人にとってはリラックスしたい別荘も、子どもにとっては体力が有り余って、動き回りたくなることが多いようです。こんな工夫があれば、雨の日でも、子どもたちは退屈しません。
デザインとしてスケッチを書いたり、ランダムな配置をレイアウトするのは、設計上、とても簡単な作業です。しかし、体重30キロを超える子どもたちが、登ったり降りたりする荷重を支え、しかもレッドシダー張りの壁に金物は見せたくない、そんな工法的な問題を、大工の棟梁と相談しながら、取り付けの工夫を考えました。レッドシダーの裏側に、合板を二枚張りにして、表と真ん中の一枚には棒の直径に合わせた穴を空けておいて貰う。
その穴の位置に合わせて、棒を設置し、最後に裏側から閉じた合板をビスでしっかりとめる、そんな方法でこの棒をきれいに固定して貰いました。棟梁の佐々木さん、きれいな納まりで作ってくれて、どうもありがとうございました!
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2009年09月02日 | コメント&トラックバック(0) | トラックバックURL |
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増築玄関のデザインの意図
伊東の別荘デザインリフォーム現場もいよいよ終盤に差し掛かって参りました。以前のコラム別荘の新しい玄関の考え方でも書いたとおり、かつては建物下部のピロティーから、急勾配で上がっていた玄関を、年配のオーナー夫妻のために、外部に緩やかな勾配の階段とこじんまりとした玄関ホールを増築することになっています。古い別荘に対して、新しい要素が加わるので、デザイン的には全く別の構成要素が取り付くイメージとしています。
階段の箇所の上部には、既存の押入れが出っ張ってきているので、それを避けるように、階段が少し歪むことをデザイン要素として取り上げています。外側に歪んだ形となったことで、上手く人を招き入れるデザインになったのではと自負しています。古い別荘の外観は、ベージュが風化したような色なので、この玄関部分の色合いは、全く変えてダークグリーンとしました。
緑の植栽の中に埋もれた箇所であることと、緑の中を通り抜けて、新しく生まれ変わったインテリア空間に入ってゆくイメージで、この色を選びました。鋼板の張り方も、普通の葺き方ではなく、板金屋さんの技術が必要な一文字葺きとしました。増築部分が一つの塊に見えるようにするためです。
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2009年08月31日 | コメント&トラックバック(0) | トラックバックURL |
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木製浴槽と十和田石
現在工事進行中の伊東の別荘リフォームの現場をスタッフの笠原君が報告してくれました。ここは温泉のある別荘で、伊東市街を見下ろす景色抜群の浴室があり、そこにはお施主様の強い希望で、木製の浴槽を入れることになりました。別荘なので、それほど頻繁には使いませんが、塩分の強い温泉であることを考慮した上で、何社のも木製浴槽メーカーの営業の方に話を聞いた結果、今回はハウス&ハウス社の浴槽を使うことに決定いたしました。決定の要因としては、
- 価格
- 施工&メンテナンス体制
- 木の触感
などが決め手となりました。木製浴槽の定番である、檜(ひのき)ではなく、より緻密な米ひばを使い、さらにセラミックス処理をすることでメンテナンスが楽で、伸縮の少ない、高耐久な木製浴槽となっているそうです。
木製の浴槽にマッチして、雰囲気があり、使い勝手も良い材料として、床には、十和田石を選びました。水に濡れると、ほんのり青みがかかり、すべりにくく、吸湿性があり、かつ温かい(ひんやりしない)という素晴らしい素材です。本当は、伊豆で取れる伊豆青石を使いたかったのですが、地元でもほとんど流通していないとの事で、産地違いますが、十和田石を採用しました。
張られた途端に養生されてしまったので、あまりよく見えませんが、木の浴槽と十和田石、そしてモザイクタイルのマッチングは、
必ず美しくなることでしょう。
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2009年07月30日 | コメント&トラックバック(0) | トラックバックURL |
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別荘の新しい玄関の考え方
以前の別荘の玄関は、ピロティー下部にあり、そこから角度40度(!)の急勾配で二階のリビングへ入ってゆく構成となっていました。お歳を取ったお施主さま夫妻には、あまりに危険だとの事で、今回の別荘リフォームでは新しい玄関部分を増築することになりました。緩やかな外階段を上れば、小さいけれど明るい玄関ホールがあり、直接リビングへとアプローチできることになります。
因みに、建築基準法の「防火及び準防火地域外における、床面積の合計が10平方メートル以内の増築は、確認申請が不要である」
という法規を利用して、この玄関部分は申請なしで増築しています。
ちょうどこの玄関部分は、木製サッシの引き込み部分と重なっており、さらに、既存の屋根が一番落ちてきている箇所であり、色々なカラミがあります。既存のモルタル壁、増築部分の板金、そして木製サッシの枠が複雑に交差するので、その入念な打合せを行いました。半分まで野地板を張って、手が届く範囲まで板金を施工し、その後残りの野地板と板金を工事するという、二段階のプロセスで、何とか難しい箇所をクリアできそうです。
空間の骨格がようやく固まってきたことで、光や空気の気持ちよい流れが見えてきた気が致します。
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2009年07月22日 | コメント&トラックバック(0) | トラックバックURL |
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