「お茶室リフォーム」のアーカイブ

建具と電気と釘 お茶室リフォーム-13

お茶室リフォームも空間の姿が見えてきて、完成も間近となってきました。先日調整をした障子には和紙が貼られ、完成した建具として搬入されてきました。

左官壁もすっかり乾いて目指した仕上がりの色となり、後は畳が入ればもう完成です。

電気屋さんは照明器具やコンセントを設置しており、大工の伊藤さんは最後の仕上げに掛け障子を掛ける釘や、床の間に花や掛け軸を掛けるための釘の取り付けを行っています。

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建具建て込み お茶室リフォーム-12

お茶室のリフォーム工事もいよいよ終盤で、建具屋さんが建具の建て込み、調整に来てくれました。

建具調整

中庭を背景に、建具の調整をしている建具屋の背中に、職人さんの心意気を感じませんか?天井のエアコン用のガラリ(ルーバー状の目隠し)も入り、天井も後は照明器具をつけるのみです。

天井ルーバー

大工の伊藤さんは、大工兼現場監督ですが、器用で何でもできるので、本日は塗装屋の手伝いとして、障子の框(かまち)に汚れ防止ワックスを塗る手伝いをしていました。

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茶室の炉廻り お茶室リフォーム-11

左官の本塗りに入る前に、改めて現場で炉の作り方について打合せを致しました。畳に炉が触れると、熱が伝わって畳がすぐ痛んでしまうので、炉の端部には特に注意が必要なのです。

炉廻り打合せ中

コンクリート床に耐火レンガを敷き、更にコンクリートブロックを廻して熱に対処するという考えで今回は進めることになりました。写真は、現場で大工の伊藤さんと打合せをしている私、各務の姿です。

炉廻り断面スケッチ

図面は打合せ用に、事前に作っておいた詳細(ディテール)図で、ほぼこのような寸法で収める事に決定しました。

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左官下塗りと窓の種類 お茶室リフォーム-10

高輪S邸のお茶室リフォームにいよいよ左官屋さんが登場しました。まずは、左官仕上げの本塗り前の下塗りが仕上ってきました。砂と左官材の配合具合で、砂が多いのが下塗りで、仕上がりに近くなるに従って、左官材の量が増えてゆく仕組みになっています。因みに、今回の左官仕上材は珪藻土です。

左官下地

お茶室の窓は色々な呼び方の窓がありますが、こちらのお茶室では入り口側に下地窓を、床の間の側壁には、掛軸を柔らかい光で際立たせる効果がある墨蹟窓(ぼくせきまど)をつけています。

左官仕上げの下地窓

これらの窓は、縁を丸く塗りまわす蛤刃(はまぐりば)で左官の塗り仕舞い(しまい)を納め、内側には掛け障子を掛けます。今回は特に小さなお茶室ですので、窓周りだけでなく、至る所が左官屋さんの腕の見せ所となります。

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天井仕上げと扁額 お茶室リフォーム-9 

先日貼り始めた杉杢目板の天井板が張り上がり、竿縁の晒竹(さらしたけ)が取り付けられました。通常であれば、天井板は屋根裏から釘で留めるので、釘が見えなくなるのですが、今回の場合、屋根裏が無いので、室内側から釘を見えないように天井板を貼るのが大変な作業だったそうです。

室内茶室の天井張り

大工の伊藤さんが持っているのが、お茶室の席名を記す扁額(へんがく)です。タモの皮付き材で、工務店からのプレゼントです。

扁額

これからお施主様が、知り合いのさる書道家の先生にお願いして、茶室席名を筆して頂くことになっています。

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床脇棚と蛭鐶(ひるかん) お茶室リフォーム-8 

お茶室リフォームの細かい部材の説明を致します。床脇の棚板と釣棚が据付られました。釣棚にはあと晒竹(さらしたけ)の釣竹が付くことになります。
茶の湯の座敷は一般に、4畳半を境に広間(書院風)と小間(草庵風)に分けられますが、四畳半はどちらにも属する広さなので、趣向によって広間にも小間にも使えます。

お茶室の床と床脇

S邸茶室は書院調に近い意匠(デザイン)としていますので、床脇を伴う床構えとなっています。

下げ振り

本日は天井に付く蛭鐶(ひるかん)の位置を決めてきました。蛭鐶に筌を掛け、釜を吊ったときに、
必ず筌の中心と炉の中心が合わなければいけないので、蛭鐶の取付中心を正確に決める必要があります。蛭鐶から下振(さげふり)を使って、少しずつ調整しながら位置出しをしています。

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