Blog建築家が考える
プレミアムリフォーム・リノベーション

Architects think of Premium Reform & Renovation

高級マンションリフォーム・リノベーションの設計とデザインについて。
そのプロセスとノウハウを余すところなく公開しています。

VRCGを駆使したコンセント&スイッチ位置の現場確認

ザ・ライブラリー

TAGKENとのコラボブランド、ザ・ライブラリーのプロジェクトのご紹介です。
工事が着々と進んでいる高層マンションリノベの恵比寿A邸の現場をご紹介いたします。

きれいに清掃され、部屋中央に打ち合わせ用のテーブルが置かれた現場です。ちょうど全ての壁の下地が立ち上がったタイミングでしたので、お客さまに現場に来てもらってコンセントやスイッチの位置を確認する打ち合わせをお願いしておりました。

これまでは、壁にコンセントやスイッチの形に切った紙片を張って、お客さまに完成形を想像して貰いながら確認していたのですが、ザ・ライブラリーではVRCGシステムを駆使しての確認作業としています。田口さんがタブレットPCをもって、仕上がった室内の様子をお見せしながら、コンセントとスイッチの位置をひとつずつ確認していくのです。

分かり難いキッチンの細かい部分のコンセント位置も、このような画像を見ながら確認できるので、間違いが少なくなるのです。
続きはザ・ライブラリーのブログをご覧ください。

メゾネットマンションリノベのビフォーアフター-2

ザ・ライブラリー

TAGKENとの共同リノベブランド、ザ・ライブラリーの紹介ブログです。
高層メゾネットマンションのスケルトンリノベーションプロジェクト、中央区S邸のビフォーアフターの第2弾は、上階のプライベートエリアを紹介します。

メゾネットマンションリノベーションのビフォーアフター

まずは一番奥に位置する主寝室から、廊下側を見返したアングルでのビフォーアフターです。主寝室の室内が床・壁天井が変わったのはもちろんですが、正面右側がガラスの引き違い扉になり、水回りが主寝室と一体となったことが分かります。リノベーション前は洗面と浴室は廊下突き当り左側でしたので、大きく移動させているのです。

メゾネットマンションリノベーションのビフォーアフター

主寝室の隣は、リノベ前は廊下側から入る普通の洋室でした。アフターでは、主寝室から入る水回りセット(洗面+浴室+シャワー+トイレ)にリネン収納がプラスされた部屋となっています。水回り設備を移設するために、床は一段上げていますが、その分天井の中央に折り上げ天井を作り、さらに吹き抜け側に窓を開けているので、閉塞感は全くありません。洗面カウンターは部屋中央にアイランド状に設け、周囲を回れるようになっています。鏡と照明も天井から吊るすタイプとしています。

以下は、ザ・ライブラリーブログをご覧ください。

新規プロジェクト_三田S邸が始まります

三田S邸

新しく始まるプロジェクト、港区三田の築15年、130平米のお部屋のフルリノベーションのご紹介です。実はここまでの約半年間、マンション新築時のデベロッパー(開発会社)系列のリフォーム会社と打合せをしてきたそうですが、どうしてもSさまご夫妻のリノベーションに掛ける想いが先方に伝わらなかったとのこと、そちらを諦めて(というか、先方も自分たちの力量ではご満足頂くのは難しいと思ったのか、先方からお断りの連絡があったそうです…)、カガミ建築計画にご相談があったという経緯があります。

三田S邸_新築分譲時間取り図と新築間取りオプション変更図面

元々このマンションの新築分譲時に購入なさる際に、3LDKだった間取りを、1LDKに新築間取りオプションで変更して暮らし始め、15年経って間取りを2LDKに変更して、オープンキッチンになさりたいとのご希望を持っていらっしゃったそうです。

デベロッパー系リフォーム会社のリノベーション案

こちらが約半年かけて他社と練ってきたリノベーション案(比較しやすいよう躯体を色付けしつつ、他社の著作権の関係もあるので、モザイクを掛けています)です。途中からは、リフォーム会社がSさまのご要望について行くことができず、Sさまの奥さまがプランを作成していたようなものだったとのお話しを伺っております…。

こちらのラフプランは、まだ詳しいご要望(2LDK+オープンキッチン)を伺っていない段階で、かつ現地を見ていない状態で、さらには他社のリノベーション案も見ていない中で作ってみたものです。給排水&空調換気設備図や床伏図をチェックしていない段階での案なので、実現できるパーセンテージは70%程度だとご説明させて頂きましたが、別会社と一緒に半年掛けてきた案とは、全く違いワクワクしますとのお言葉を頂きました!
ここから先に進むには、ご自宅現地調査(22万円)&リノベーション案作成費(22万円)の合計44万円をお支払い頂くことをご説明したところ、是非進めたいとのお話しになりました!