Blog建築家が考える
プレミアムリフォーム・リノベーション

Architects think of Premium Reform & Renovation

高級マンションリフォーム・リノベーションの設計とデザインについて。
そのプロセスとノウハウを余すところなく公開しています。

広尾N邸のインテリアコーディネーション完成間近

広尾N邸

昨年10月にヴィンテージマンションの全面リノベーション工事を竣工してお引渡しをしていた広尾N邸に久しぶりにお邪魔してまいりました。

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居住中の外国から徐々にお手持ちの家具やアート、新たに購入したランプなどを持ってきて、ゆっくりしたペースでインテリアを整えてきたそうで、そろそろ完成一歩手前なので、遊びに来ませんか?とのお誘いで伺ってまいりました。

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高い天井高さの空間にシンメトリー(線対称)を意識しながら、大ぶりな家具やランプがレイアウトされたマンションはとてもシックで素敵な空間に仕上がりつつありました!

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家具のレイアウトは決まったようですが、まだ壁に飾るアートやお皿などを迷っていらっしゃるとのことで、僕らも意見を述べさせていただきました。センターテーブルの上に置いてあるのは、Nさまが昔からよく見ていたインテリア雑誌だそうで、今回もそれらを見ながらレイアウトを考えてきたそうです。

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入った正面に大判の鏡を張った玄関ホールです。暗い共用廊下から入ってくると、ガラス扉越しの光があふれ、鏡に反射したリビングの様子が垣間見える、明るく気持ちが良いホールになっていました。

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玄関ホールを見返した廊下は、まだアートが壁に掛けられていませんでした。植物柄の可愛らしいインテリアアートが並べられた順番に掛けられる予定だそうです。

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廊下の先の本棚はほぼ満杯になるまで本が詰められていました。Nさまがお好きな歴史関係や宗教関係の本が多数並べられ、似たような読書傾向を持っているこちらも興味が抑えられませんでした…。

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直角に曲がった廊下からの見返しで、こちらの本棚もいっぱいになっています。

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予備室の本棚もほぼいっぱいです…。
こちらの空間は費用を抑えて、簡易的な本棚とシンプルなフラッシュの扉月の収納だけでしたが、現地から持ってきてくださった取っ手金物や、シノワズリーテイストの家具で素敵なインテリアに仕上がっていました。

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とても気に入っていらっしゃるという来客用トイレの本棚もすでに満杯です。これ以上本を買っても飾るところがないことが悩みだそうです。

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主寝室はベッドを待つばかりで、左右のナイトテーブルやランプ、アートや飾り用のディッシュなども揃っていました。まだ、来日したときはベッドが無いので、奥の小部屋にお布団を敷いて寝ていらっしゃるそうです。

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リビングからダイニングと水色のキッチンを見返した写真です。大きな鏡を二枚ダイニング壁に張る予定だそうですが、まだどのようなペンダント照明を吊るすかを悩み中とのことでした。

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伺った日は、特に快晴に恵まれた気持ちが良い気候でした。広尾の景色を楽しみながら、爽やかな風が通り抜ける窓辺でコンピューターで調べ物をしているNさま、本当に気持ちよさそうで、羨ましいばかりです。
もう少しで完成するインテリアですが、また次回の来日時に遊びに伺うお約束をさせて頂きました。