別荘と普通の住宅の違いは、その絶対的な必要性にあると思いますが、いかがでしょうか?つまり別荘がなくても日常生活には支障がありませんが、あることで生活が大変豊かになるものと考えています。老朽化して使いにくくなった別荘をリフォームするなら、都会の住宅と似たようなリフォームをするより、別荘の特徴を思いっきり伸ばす事が出来れば、精神的な豊かさを更に活かしてゆくことができると思いませんか?
週末や休みの期間だけ特別な気持ちで使う別荘のリフォームで、耐震や水廻り(お風呂は別として!)、バリアフリー化等にお金を掛けることが少ないのは、上記の理由によるのでしょう。S様の場合、つい最近キッチンや浴室にこだわった住宅を都心に新築したばかりだったので、箱根の別荘のリフォームでの特徴は顕著になりました。
つまり、庭と室内の繋がりにほとんど全ての予算をつぎ込み、あとは老朽化して使えなくなっていた設備配管の刷新に費用を掛けたくらいです。この思い切った割り切りで、期間も短く、リーズナブルな費用でのリフォームが可能になりました。
昨年夏にリフォームが完成しましたが、そのお祝いは、関係者を呼んでのバーベキュー・パーティーでした。僕らの事務所のスタッフ全員も招待していただき、時間を(締め切りも?!)忘れて、子供たちと庭で遊びながら、BBQを楽しませていただきました。
これこそ別荘ライフの醍醐味ですね。