外苑前C邸のお客さまと、二日掛けて水回り設備のショールーム回りをしました。最初に訪問したのは、弊社事務所からも近い、東京バススタイルです。
中古でご購入なさったお部屋の浴室は、まだ十分きれいなので、絶対に交換したいという訳ではないのですが、一般的なユニットバスで作り直した場合、ハーフユニットバスを使って作り直した場合、そして東京バスのフルオーダーでユニットバスを作った場合の見積りを参考に欲しいとのことで、こちらを訪問致しました。
ショールーム内のユニットバス実例の中に設置してある、ジャクソン社のネオヴェンティは内部の広さを体感するために実際に入って頂きました。
参考のための見積りといっても、ある程度仕上げ材を選んで頂く必要があるので、こちらにおいてある大判タイルや、
東京バススタイル名物のタイルライブラリーに入り込んで、気に入った仕上げタイルを選んで頂きました。
豊富な実例を見ながら、シャワーや水栓などを選んで頂いたところ、全体の金額次第ではありますが、やはりお仕着せのメーカー物のユニットバスではなく、本格的なオーダーユニットバスで作り替えたいとのお気持ちが強くなってきたとのことでした。
オーダーユニットバスでは、仕上げ材以上に浴槽などの設備の費用によって、全体価格が変わってくるので、僕らが良く使わせてもらっている、Tフォルム(大洋金物)が輸入しているドイツ製浴槽のカルデバイを南麻布のショールームで見て頂きました。
鋼板ホーロー浴槽は、日本ではあまり普及していませんが、デザインや素材の質感が抜群で、価格帯も抑えることができる優れモノをCさまに体験して頂きました。ただ、浴槽については、ご主人さまの意向が強いとのことで、改めて別の日にご夫妻で浴槽体験に来てみたいとのお話しでした。
こちらは別日で設定した輸入洗面ボウルや水栓金物のショールームのセラ・トレーディングを訪問した際の様子です。
こちらでは、洗面所の洗面ボウル、二つのトイレの手洗いボウル、そしてそれぞれの水栓に加え、東京バスやTフォルムでは実感できなかったシャワーやキッチン水栓の水圧や重たさなどを体感して頂きました。
暫定的ではありますが、一通りの水回り金物の選んで頂き、
水回りに絡んでくる部屋の建築仕上げ材の候補などをお見せしながら、打ち合わせをさせて頂きました。
完成後の外苑前C邸の様子もどうぞご覧ください。