火曜日から解体工事が始まった高輪I邸の建具枠の打ち合わせを事務所で行いました。工事をお願いしている青の片岡社長と担当スタッフの渡辺と三人で全ての枠周りの検討をして行きました。
僕が設計側が全ての枠周りのディテールを一通り図面化し、それを工務店が見て、難しいところをチェックして貰い、最後に両者が顔を合わせて、どのように処理してゆくかを検討するという流れになります。
工事が進行中の高輪I邸は、比較的壁が揃って、天井がフラットに続く空間構成で、引き戸を多用しているので、それらの細かい納まりをどう納めるかの打ち合わせです。
水回りの移設を大きく移設するので、ユニットバスの排水位置から、既存の排水立ち上がり位置まで、100分の1の勾配で、どれだけの高さが必要になるかを計算し、床の段差を計算した図面も見て貰いました。計算上は可能でも、実際に施工が可能かを検討して貰います。
最後の図面は、床仕上げを判りやすく色付けしたものです。水廻りに加え、寝室も一段床を上げることになっているので、段差が生じる個所、すべての詳細についての考え方も説明いたしました。