音響や高解像度のテレビに強いご興味をお持ちの港区R邸のお客さまと一緒に、渋谷の家電量販店を訪問し、最新の大型有機ELテレビを見てきました。
4Kの有機ELテレビの画像の美しさは、色々な所で噂には聞いておりましたが、今回お客さまと一緒に見比べることで、その映像の鮮やかさや黒色の美しさを実感することができました。当初は100インチを考えておりましたが、受注からの製作で納期が掛かることと、それだけで600万円を超える額(!)になることをお客さまにご説明したところ、サイズの割にはCP(コストパフォーマンス)が良く感じられる77インチで進めることになりました。
有機ELテレビとの相性を店員さんに聞いて、録画用のハードディスクも選んで頂きました。今回はB&O(バング・アンド・オルフセン)六本木店でクレストロンやルートロンを組み込んだホームオートメーション・システムをリビングダイニングに組み込んで貰う予定となっていますが、テレビはオープン価格で定価設定がないことが多いので、B&O経由よりお客さまに直接購入して頂く方が明解だとのことでした。ここでまずはお見積りを取ったうえで、後日お客さまにご購入して頂くことになりました。
こちらは別の打ち合わせ時に訪問したB&O六本木店で、ステレオの音響をRさまご夫妻に確認して頂いた際の様子です。ショールーム内のシアタールームで、低音響のウーハーやサラウンドシステムの効果を体感して頂きました。
音響だけを考えれば、写真右にあるような置き型のスピーカーが理想なのを良くRさまはご存知ですが、今回は部屋のインテリアとの相性を考えて、天井埋込のスピーカーを使うことのご了承を頂くことができました。ただ、それでもなるべく音質の良い天井埋込スピーカーをとのことで、ともにイギリス製の高級スピーカーブランドのLINNとKEFを候補に挙げて、検討してゆくことになりました。
B&Oの営業と技術を担当してくれている阿南さんが、クレストロンのホームオートメーション機能でリビングダイニングのTV&AV、照明、エアコン、カーテンを操作するイメージを、iPhoneを使って説明してくれました。
実際にはiPadをご購入いただいて、そこにアプリを入れて使うので、もっと使いやすくなりますが、部屋毎やエリア毎にスピーカー範囲が違ったり、作動できる照明やカーテンなどの範疇が変ってくるので、最初に覚えるまでは大変そうだと奥さまが嘆いていらっしゃいました…。ただ、それでも沢山のリモコンを抱えて、マニュアルに沿ってボダンを押してゆくより、もっと直感的に使えるようになる予定ですので、そのことを再度ご説明させて頂きました。