スケルトン状態からのリノベーションプロジェクト、千代田区M邸ですが、設計も煮詰まってきており、図面の揃って参りました。お客さまのMさまご夫妻に現場に来て頂くタイミングで、特命でお願いする予定の施工会社の青の片岡さんにも来てもらい、ご紹介させて頂きました。
と言っても、堅苦しいお見合いのような(笑)紹介ではなく、最初にご紹介した後は、すぐにスケルトン状態の現場を見ながら具体的な打ち合わせに入らせて貰いました。
最初にMさまご夫妻と片岡さんに説明したのは、断熱の考え方です。段々状になっており、外壁も天井も外部に面している部分が多いので、断熱を新たに吹く範囲を担当スタッフで副所長の前田君が説明してくれています。
青いシートで巻かれているのは、このお部屋の前のオーナーの残置物の大型冷蔵庫です。まだキッチンの構成が決まっていないので、この冷蔵庫を使うのか、或いは捨てるのかが決まっていないので、しばらくは置いておくことになりそうです。
室内の外周部には床にトレンチ状の溝が設けられており、そこを使って大きなテラスまで給水やガス管を引き込んでいることを確認しました。天井高さにあまり余裕がないので、このトレンチは助かりますとの片岡さんコメントがありました。
前田君がMさまご夫妻にリビングダイニングの展開図の説明をしてくれています。
理科系の技術者で図面を見ることに慣れていらっしゃるご主人さまは良いのですが、そのような経験が乏しい奥さまには、展開図やディテール図にイメージ写真を添えて、どのような空間に仕上がるかが想像し易い図面になるように工夫しています。
このお部屋の特徴であるリビングダイニングに面した開放的なテラスをどうすべきかも相談させて頂きました。
真面目で細かいことにまで誠実に考えてくれそうだと、Mさまご夫妻は片岡さんの青のことをすっかり気に入ってくださいました。まだ見積りの前ではありますが、施工会社として決定として良いとのご判断を頂きました。皆揃っての工事前の記念撮影です。
どうぞ今後とも宜しく