Blog建築家が考える
プレミアムリフォーム・リノベーション

Architects think of Premium Reform & Renovation

高級マンションリフォーム・リノベーションの設計とデザインについて。
そのプロセスとノウハウを余すところなく公開しています。

工事のためのお引っ越しと解体開始

三田S邸

三田S邸のリノベーション計画ですが、いよいよ工事に着工となり、お客さまたちには近所のサービスアパートメントに半年の間お引っ越しして頂きました。

三田S邸お引っ越しと解体工事

最後に残っていた家財道具を施工会社のリフォームキューで破棄して良いかの最終確認をお願いしました。

三田S邸お引っ越しと解体工事

残念ながら長年愛用なさって来たダイニングテーブルは引き取り手がなく、軽井沢の別荘に持って行っていただくこともできなかったので、破棄することとなりました…。

三田S邸お引っ越しと解体工事

いよいよ解体工事が始まりました。最初の2日はコンセントやスイッチ類といった機器取り外しからスタートしますが、その後は解体屋さんが入って、一気に天井と壁が壊されていきます。

三田S邸お引っ越しと解体工事

天井のボードがすっかりはがされたリビングルームの様子です。

三田S邸お引っ越しと解体工事

部分的に解体されたトイレです。青い給水管や赤い給湯管、灰色のトイレの排水管が見えてきました。竣工時の図面通りのダウンスラブ(水回りの床下こコンクリートが一段落ちている部分)の範囲も想定と同じであることが確認できました。

三田S邸お引っ越しと解体工事

こちらはもう一つのトイレを解体した様子です。

三田S邸お引っ越しと解体工事

特に先行して解体を早くに進めて貰ったのがこちらの浴室回りです。来週にはオーダーユニットバスをお願いしている東京バススタイルに現地に来てもらって、実測して床のレベルやユニットバスのサイズが想定通りに入るかを確認して貰う手はずとなっています。

三田S邸お引っ越しと解体工事

以前の洗面所の床下にあった給水と給湯のヘッダーです。赤い給湯管のうち、2本が太い配管なのが分かるでしょうか?それが給湯器の即湯ユニット(お湯の水栓をひねったらすぐにお湯が出るシステム)の管なのですが、せっかく即湯ユニットを組んでいたのに、配管の不備でうまく使えていなかったことが、リフォームキューの設備担当の槻川原(ツキガワラ)さんの指摘で判明しました。