東洋大学工学部建築学科の3年生向けの選択授業「住宅生産」の一環で、秋山哲一教授と非常勤講師の宇治さんの特別なお計らいで「リノベーションと職能について」というタイトルのお話をしてまいりました。
いつものプロ向けクライアント向けのセミナーと違い、21歳の学生さん向けのお話しでしたので、
- 自分が23歳の時にチャレンジした初めのリノベーションの仕事の楽しさと失敗談
- 新築住宅とリノベーションの比較の話し
- 日米のリノベーションの違い
- これからの可能性があるリフォーム・リノベーション産業は、大きな就職分野であること
などを説明しました。
何故か建築家・設計者の間では、新築より低く見られてしまっているリフォーム・リノベーションの魅力については、十分に説明できたと思っているのですが、如何だったのでしょうか…。学生から集める予定のアンケートの集計が楽しみです。
就職の可能性があるリフォーム・リノベーションの会社の種類についても、簡単に説明してみました。
普段はマンションリノベーショの事ばかりを説明してきましたが、昨年完成した田園調布F邸を戸建住宅リフォームの事例として紹介してみました。
東洋大学の川越キャンパスは7年ほど前まで教えていたので、とても久しぶりで懐かしさがこみ上げてきました。そして、若い学生さんたちと接したことで、良い刺激を受けることができました。良い機会を作ってくださった秋山先生、宇治さん、そして秋山研究室の学生さんたち、どうもありがとうございました!