先週の枠付けに続いて、杉並区S邸ではカーテンボックスの取付けが始まりました。
カーテンボックスには、ブラインドやカーテンを吊り下げるので、それらの重量を支えるために、ランバーコアという材料で、箱を組みながら設置してゆきます。今回は、コンクリートモルタル補修の梁、断熱材を吹いた壁、プラスターボードとの取り合い部分なので、複雑な作りに見えますね。
併せて、造作家具の幾つかは建築工事との絡みで、早めに設置することになるので、その打合せを青の片岡さん、八木君、LGSのリュウさんと詰めまて来ました。写真正面に壁が凹んだ箇所が見えますが、そこに造り付けの家具をスッポリはめ込むことになっています。
こちらも地味な工事です。納戸と玄関ホールの間仕切り壁を、納戸側から見た様子ですが、LGSの下地の間に、ベニヤ材がはめ込まれています。石膏ボードだけでは、反対側の玄関側に造作家具を吊ることが、強度的にできないので、写真のようにベニヤ板を入れて貰っています。図面上で指示して、事前に家具を設置したり、アート作品を飾ざる可能性がある箇所、あるいは将来的に手すりなどを設置しそうなカ所には、ほぼ全てこのような下地補強材を入れて貰っています。
最後の写真は、ベランダに置かれた謎のプラスチックの管です。VU管と言われ、通常水道管に使われるVP管よりプラスチックの肉厚が薄いもので、内寸が250ミリもある大型のVU管が何故か半分に割られています。この使い方については、次回にご紹介できる予定です。