Blog建築家が考える
プレミアムリフォーム・リノベーション

Architects think of Premium Reform & Renovation

高級マンションリフォーム・リノベーションの設計とデザインについて。
そのプロセスとノウハウを余すところなく公開しています。

造作家具設置後の仕上げ工事@品川N邸

品川N邸

先日造作家具とオーダーキッチンが入り、壁の大理石張りも終わった品川N邸では、カラーガラスや鏡などの最後の仕上げ材工事が始まっておりました。

キッチン横にある柱型の2面に白いカラーガラスを張る作業です。

先々回の記事では、キッチンカウンターに先行して張ったカラーガラスをご紹介しましたが、今回は、キッチンカウンター上のカラーガラスとなります。

吸盤を使ってカラーガラスを持ち上げて、接着剤と強力な両面テープを使って張ってゆきます。

コンロ正面側にもカラーガラスが入るので、その見切りのL字型金物を差し込んでいる様子です。

こちらは玄関横の姿見の鏡を張っている様子です。本来は、元からこの場所に姿見があって、残す予定だったのですが、解体時の手違いで取り外してしまっていたので、施工会社の負担で新たに取付けをお願いしたものです。

もう一枚、寝室の入り口横の柱型にも、姿見を設置します。壁に張られているのが、ミラーマットという鏡張り用に使う両面テープです。壁の中央上にヒョロッと線が出ていますね。

こちらの鏡(見えているのは裏面です)を張るのですが、こちらの中央上部にも穴が開いていて、そこに壁付けブラケット型の照明器具を取り付けることになっています。

こちらが出来上がり後の様子です。ちょうど梁型とラインを揃えて張って貰った鏡の上にブラケット照明が付いて、とてもきれいに仕上がりました。

その他、残りの造作家具も設置されていました。こちらはトイレ内の手洗いカウンターです。裏面にしてあるので、シンクの裏側が見えていますね。

その手洗いカウンターの取り付けの様子です。

まだ、水栓が取り付けられていませんが、ほぼ出来上がりの様子です。

他にも、僕らのオリジナルデザインの特注取っ手を建具にはめ込んでもらいました。

最後のこちらの写真は、キッチン背面カウンターの壁に張る、大理石調タイルの割り付けを、実際に使うタイルで組んでもらった様子です。柄の散らばり具合を奥さまに確認して頂いたうえで、キッチン壁に張る算段となっています。