建物の品格

建物の品格

仲良しの建築家須田充洋の設計事務所、SUDA設計室が設計した集合住宅の見学会(オープンハウス)がありました。奥まった住宅地の中の、コンクリート造の四階建て賃貸マンションでした。スッキリとしていて、優しい雰囲気の内部空間と、きちんと構成されたカチッとした外観が印象的な建物でした。

普段は、細かい箇所まで設計の手を緩めない須田さんですが、今回は規模も大きく、大まかに設計しているようでしたが、却ってそのことで空間の骨格が素直に見えて、とても品の良い建築空間になっているように思われました。

自分たちが設計した建物は、お施主様の想いや予算の限度、敷地の条件や法規の問題、構造や設備のルールなど、あまりに色々な条件が重なり、中々客観的な評価をすることが出来ないものです。今回のような友達が設計した建物を見学すると、純粋に建物を使う側の人として、空間の気持ちよさや、使い勝手のよさ、そして大げさにいえば、「建物の品格」まで感じることができます。信頼する仲間であり、刺激を受けているライバル(?)でもある建築家の建物を見学することで、色々なことを考えさせて貰うことができました。

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2009年04月13日 建物の品格 はコメントを受け付けていません。 | トラックバックURL |

カテゴリ: 見学記


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