リクルート社のマンション情報雑誌に昨年の三月に完成・お引渡しをした、高級マンションリフォームプロジェクト・麻布MT邸が掲載されることになり、取材・撮影で訪問してまいりました。昨年の9月頃にテラス改修の件で伺って以来でしたので、麻布MT邸に伺ったのも、約8ヶ月ぶりでした。広々としたリビング・ダイニングの窓から公園の緑が望める、とても気持ちが良いマンションですが、特に新緑がきれいなこの時期は、最高に気持ちが良い空間でした。
LDKの四隅に、キッズコーナー、アート展示コーナー、ご主人用のバーコーナー、パントリー・ユーティリティーコーナーを設け、それぞれが中央のリビング、ダイニング、キッチンと有機的に繋がる空間をイメージして、リフォーム設計をしましたが、設計者の僕がが思っている以上に、本当に上手く使って下さっていらっしゃいました。
雑誌は都心のヴィンテージ・マンションに学ぶという趣旨の特集だそうで、なぜ新築のマンションではなく、このマンションを選んだのか、その理由や決め手になったポイント、マンションリフォームをした際の特に工夫した点や、苦労した点などを、お話いただきました。完成・お引渡しをしたのが、昨年の三月でしたから、もう一年二ヶ月の月日の間に、お施主様のご家族にも新しいメンバーが増えて、ライフスタイルも少しずつ変わってきているようです。始めは、なぜこのようにリフォームしたのかを上手く説明出来ませんでしたが、話が進むうちに、色々と思い出して、リフォーム設計中の苦労や、工事中に大変だったことなどが、色々と思い出されてきました。
掲載される雑誌は都心に住むの6月末発売号になります。どのような写真、記事になっているのか、とても楽しみです。最後になりますが、取材・撮影にご協力くださったMTさま、どうもありがとうございました。