現在工事進行中の、マンションリノベーションプロジェクト・白金台S邸のインテリアを検討中で、クライアントと一緒に高級家具ショールームに見学に行って参りました。
これまでにも何社かの家具ショールームを拝見してきましたが、本日は青山のHUKLA(フクラ)に行ってきました。以前、八雲にあった巨大なショールームは拝見したことがありましたが、この青山ベルコモンズ内のショールームは初めてでした。
フクラは、ドイツ発のソファーメーカーで、「美しいフォルム、”使い心地”のよさ。高い品質をベースに心地よいくつろぎ・やすらぎのトータルインテリアをめざした”家具づくり”」を標榜している会社です。今回は、フクラ得意のソファーを中心に見学してきました。
お目当ては「VALIANT(ヴァリアント)」という、水平性が強調された、”モダンなソファー”でした。クライアントに実際に座ってもらった感想は、「デザインは良いが、座面の奥行きが深すぎるのでは?」とのことでしたが、他のソファーを4組を試して頂いた後には、やはり、ヴァリアントが一番しっくり感じるとのことでした。奥行きの問題は、クッションを重ねることで解決できることが確認できたので、平面図で大きさを確認しながら組み合わせを考え、同時に張り地を検討しました。
何通りもの形態的な組み合わせを見たうえで、ベースの部分を薄茶色のレザーとし、上の座面をベージュ色のウールとする組み合わせで、お見積りをお願いすることとなりました。もう少し他のショールームも見学した上で、最終的な決断を来月中にすることになります。
この写真は、平面図にソファーの形状を切り抜いたシートを重ね、他の家具や空間とのバランスを確認している様子です。