更新が遅れてしまっていたヴィンテージマンションリフォームの白金台E邸ですが、打ち合わせと工事準備は順調に進んでおります。
キッチンについては、ここまであるオーダーキッチン屋さんでほぼ内容決定のところまで進んでいたのですが、どうしても最終的な金額の調整が付かず、お客さまがお知り合いのツテを使って探してくださった新しくできたばかりのオーダーキッチン屋さんに仕切り直しで打ち合わせとお見積りをお願いすることになりました。
青山の古いヴィンテージマンションの一室に入ると、外観やロビー・廊下とは全く違うスタイリッシュなショールーム空間が現れました。コンパクトながらセンス抜群のショールームで、ヴィンテージマンションを使っているところもお客さまは気に入って下さり、トントン拍子で打ち合わせが進みました。
フィアンドレの大理石柄大判タイルのサンプルと、ちょうどこちらのショールームで使っていたナラ染色の面材の相性が良く、あとはグレーかベージュ―調の塗装サンプルを幾つか作って、それらを比較しながら仕様を最終決定するところまでお話を進めることができました。
打合せ後はすぐ近くにあるミノッティのショールームに移動して、まだ最終的なご判断を頂いていなかったソファの張地選びを致しました。
既に決まっていた床材、オーダーキッチン屋さんから借りたオーク染色のパネルと合わせると、スムーズに奥さまの好みのファブリックを選ぶことができました。
最後に、リビングに置くコンソールを見ようとテレビ朝日通りにある高級輸入家具屋のサァラ麻布に伺ったところ、以前見たときにも面白いと思っていたコンソールが階段の踊り場に追いやられていましたが、ここまで決めてきた色味や素材感とピッタリ合うことが判り、こちらも在庫確保をして貰ったうえで、最終的なお見積りをご主人さまに見て貰ったうえで決定することになりました。