リビングダイニングだけで56平米(34坪)の広さがある平河町T邸は、玄関ホールからの直線状に丸テーブルを置いて、リビングとダイニングを仕切る家具レイアウトとしてきました。
ちょうど玄関扉からの軸線上の延長が、リビングの大窓となっており、視線が通り抜けていってしまうので、そのセンターテーブルの上にペンダント照明をとのことで、キッチンでも採用したルミナベッラ社のAplomb(アプロム) を吊るすことになりました。
ペンダント照明の個数と高さをどうやって決めるのが良いかとの話になり、まずはこちらで合成写真を作ってみました。
個数については3つが良さそうだとすぐに決めて頂くことができましたが、位置関係や高さをどうするのかとの話になったところ、施工をお願いしているリフォームキューが原寸大のペンダントライト模型を作ってくれました。
それらをバランスを取りながら天井から吊るした様子をお客さまが撮影して下さったのがこちらの写真です。
模型で導き出した位置関係に墨をつけて、電気屋の望月親子に電線を通して貰いました。
模型の位置と高さに合わせて、通線して灯った状態で最終テストををしたうえで位置決めをさせて頂きました。
吊るされたペンダント照明を、お客さまとリフォームキューの岩波さん、望月親子と一緒に確認して頂きました。
今回は「とにかくこの模型が大ヒットだった!」とお客さまのTさまと息子さんが喜んで実物と模型を比べて下さっている様子です。
リビング側からセンターテーブル越しにダイニング側を見た様子です。
ダイニングの壁面に掛かっているこちらの鏡は、場所とサイズを合わせて特注で作って貰った鏡です。ちょうどこのタイミングで出来上がったので、取り付けて貰いました。
最後の写真は、これでお役目ごめんで、捨てることになったペンダント照明の模型を息子さんのK君が持って、もう1灯吊るしてもよいのではとふざけてくれた様子です。