造作家具も徐々に入ってきた代官山T邸の現場は、照明器具セッティング中でした。
リビングダイニングは、ルートロンの調光システムを使うので、電気屋さんの細かい調整が必要になります。5系統の照明を、電気屋さんが調整している様子です。
ダイニングの直上にはグレアレスのダウンライトが8灯設置されます。ちなみに、このダウンライトはハロゲンでLEDではありませんが、将来的にはLEDに球を変えることができるタイプの照明器具です。
玄関ホールから続く片側が収納、片側がギャラリーになる廊下にはウォールウオッシャータイプとピンホールタイプが交互に並んでいます。
予備の寝室の折り上げ天井には、ルミナベッラ社のベルーガという照明が付きました。
リビングのコーナーに設けたワンちゃんの為のスペースには、DNライティング社のシームレスタイプのLED照明が付きました。
主寝室では、照明ではありませんが、電気関係のスイッチ類の再レイアウトが進んでいました。
先の写真を撮影した直後には、主寝室のカーペットの下地となる、フェルトが張られ始めました。奥には、書斎用の壁から片持ち(キャンティレバー)の机もセットされています。
納戸の床には長尺塩ビシートが張られていました。
そうこうしているうちに、主寝室の床カーペット貼りも終了していました。カーペットは、堀田カーペットのmossというタイプを採用しています。
かたや浴室では、天井パネルが張り直されていました。こちらも照明を変更したのと、レインシャワーを設置するので、パネルを交換することになっていました。
電気工事に関連して、リビングの石張り壁にはB&OのCDプレイヤーのバックパネルがセットされました。完成がまじかに迫った代官山の現場では、とにかく多様な工事が同時進行中で、2~3時間現場にいる間に、どんどん様相が変わってゆくので、全く気を抜くことができませんでした。