ハイグレードマンションリフォームの浴室部分の紹介です。マンション全体はクラッシックなデザインを望まれたお施主様ですが、水廻りである浴室、洗面、シャワー、トイレはシンプルモダンかつシックなデザインを希望なされました。従来はいわゆるユニットバスでしたが、そのペコペコ感がどうにも安っぽかったので、今回のリフォームでは、コンクリートの躯体に
二重の防水を施した上に、本物の厚みのある石を貼った在来工法の浴室としました。
基本内装材を・黒い大理石・ガラス・ステンレスと決め、幾つものサンプルの中から素材の相性を考慮して、慎重に素材を決定しました。そして、その水廻り空間の中に、ジャクソン社の浴槽、セラ社のシンク、グローエのシャワータワーや水栓
を配置してゆきました。
- 排水の勾配と施工精度の問題や、
- 防水の取付とステンレス枠の納まり、
- 強化ガラスの扉やパーティションのデザイン
などが複雑に絡む空間なので、部屋としては広いマンションの一室でしかないのですが、結果としては一番沢山の図面を描き起こし、監理も最も難しい部分となりました。
全体の様子は高輪M邸をご覧ください。