六本木T邸の家具打合せで、T様と一緒に青山の「カッシーナ」と恵比寿の「アルフレックス」のショールームを駆け足で回って参りました。
カッシーナでは、ダイニングテーブルのNaan(ナーン)とダイニングチェアーのCab(キャブ)を見て頂きました。ピエロ・リッソーニのデザインしたナーンは僕らが以前ショールームに伺った際に、ひとめぼれしてしまったスリムで、かっこよい食卓で、Tさまもとても気に入ってくださいました。また、食卓と合わせるダイニングチェアーは、マリオ・ベリーニのキャブです。色々な色と肘の有無があるので、すべてを並べて貰ったうえで、色とスタイルを決定いたしました。
T邸のリビングダイニングとちょうど同じような広さの空間があったので、家具レイアウトやラグの大きさ、アートのイメージなども同時に確認して頂きました。
アルフレックスではソファーとコーヒーテーブルを見て頂きました。写真は別物ですが、実際に検討していたのはSeven(セブン)のNaviglio(ナヴィリオ)というスタイルのソファです。皮の質感やソファー下部の透けている感覚、実際の座り心地を確認していただき、こちらもOKを貰うことができました。
ラグについては、カッシーナとアルフレックスで一つずつ候補となるものを見つけることができたので、他の色味やテクスチャーと比較しながら、最終的にお願いする物を選んでゆく段階となります。
駆け足での確認でしたが、打合せ後に少し時間ができたので、アルフレックスが今月から取り扱うことになったMolteni(モルテーニ)の家具を案内してもらいました。大柄で面白いソファーやダイニングテーブルもありましたが、実際の座り心地やシルエットなどは、まだ研究の余地がありそうに感じました。
こちらは後日完成した六本木T邸のインテリアです。カッシーナ、アルフレックス、ミノッティの三大イタリア高級輸入家具を揃えた、ハイエンドな空間が完成しました。