別荘デザインリフォームプロジェクトもいよいよ工務店が決まり、お施主様と契約に立ち会ってまいりました。今回は、四社の地元工務店に依頼して、見積りを作成して貰いました。一社は、技術的な不安があるとのことで辞退し、実質上は三社の相見積りとなりました。
三社とも、とても丁寧に図面を読んで、見積りを拾ってくれました。見積り内容、金額としては、三社とも甲乙付け難かったのですが、
工事管理の体制、設計事務所が設計した物件の施工経験などから、伊豆高原の工務店、東進建設に依頼することになりました。
残念ながら工事をお願いできなかった、二社の工務店には、丁寧にお礼をお伝えしておきました。ありがとうございます。そして東進建設さん、どうぞ宜しくお願いいたします。築37年で、これまでずっと二世代の方々に愛用されてきた歴史ある別荘なので、色々なところに、色々な思い出の物が置いてあります。お施主様と一緒に、取って置いて再利用する物と整理してしまう物に区分けをして、纏めてテープを貼りました。
大きな家具は大体残すことになりましたが、絵画や調度品は、思い出の深さによって、お施主様に判断して頂きました。やはり捨てるとなると、愛着のある物ばかりで、その由来や”エピソード”を伺いながら、整理のお手伝いを致しました。思い出の深さの分だけ、僕ら設計の気持ちも高まって参りました。お施主様、工務店一緒にお願いした記念写真の前に並んでいるのが、残すことになった物たちです。因みに、写真は右からスタッフの笠原君、東進建設の末吉夫妻、お施主様と、私、各務です。
この写真は、将に契約している瞬間です。どうぞ今後とも宜しくお願いいたします!