流行り廃りにあまり流されない家具ブランドのフレックスフォルムのミラノサローネ2023年の展示です。
ブルガリホテルのデザイナーとしても有名な、アントニオ・チッテリオが普遍的なデザインを追求している安定の家具ブランドの展示では、
良い意味で目新しいものがあまりなく、落ち着いた大人の雰囲気の中に、少しリゾート感を混ぜ込んだリラックス感満載の展示空間でした。
こちらのコーナーだけは、白と黒を基調としており「あれっ」と思わせる展示でしたが…、
やはり他のコーナーでは、安心感のあるデザインとなっていました。恐らくブランド内部では、素材や家具の作り方、組み合わせ方などを少しずつ展開しているのだろうと想像していますが…、
それを今までのデザインに加えても、やはりフレックスフォルムのデザインの延長上になるところが、このブランドの素晴らしい所だと感じています。
黒フレームにロープ張り座面のドリッシュS.H.はカッコよく、
ソファセットの中央に置くセンターテーブル周りの組み合わせ方もとても好きです。