ウェブマガジン「家の時間」に連載している建築家リフォームのコーナーに、耐震補強リフォームについての記事が掲載されました。
今回の大地震をきっかけに、耐震リフォームを考え始めた方が沢山いらっしゃると思いますが、ただ闇雲に頑丈にするのであれば簡単ですが、使い易さや住み心地、デザイン性まで考えてゆくと複雑で高度な設計が必要になります。
こちらはピロティー(一階部分が柱で、居住空間が二階にある)形式の別荘をコンクリート壁を使って補強した際の写真です。地震が多い伊豆で別荘リフォームをお手伝いした際の様子です。
こちらは、広尾K邸のリフォームで、構造設計者と大工と建築設計が三者で協力しながら耐震リフォームを行った際に、大工への補強方法を説明したスケッチ図です。
震災の直後には、住人の不安を煽って商売をしようとする人たちが現れますが、耐震リフォームも焦らずきちんと検討したうえで実施して頂ければ幸いです。