現場定例打合せで、田園調布F邸現場に行って参りました。
基礎の型枠が外れ、白アリにやられていた土台や柱は撤去され、新しい土台や柱の据え付け中でした。
新しい土台が憎っくきシロアリに再びやられないように、大工の高橋棟梁が防蟻処理剤を塗布している様子です。古い材料で危険に思われる個所は、後日防蟻材を注入する予定です。
2階の寝室部分を支える大梁(105×450のアカマツ集成材)も現場に搬入されていました。試に片側を持ち上げてみようとしましたが、軟弱な設計者の力ではピクリともしませんでした。
共同設計者・中西ヒロツグさんの事務所スタッフの川野君がコンピューターソフトで作ってくれた耐震診断・補強計画に基づいた図面には、金物まで指定されています。
こちらは高橋棟梁が持ってきてくれた補強金物のサンプルです。奥から順に筋かいボックス金物、筋違プレート金物、名称不明、コーナー金物です。
現場定例の後半にはオーダーキッチンのリブコンテンツ田原さんが現場に来てくれたので、配管の立ち上がり位置や工程や墨出しの打ち合わせも行いました。