先日、簡単な現地調査をさせて頂いた、広尾ガーデンヒルズH邸のプレゼンテーションに伺って参りました。通常は設計だけのご提案ですが、今回は変則的ですがリフォーム会社と一緒にチームを組んで、設計施工体制での提案を行ってみました。
とはいえ、デザインで手抜きをすることはできませんので、早い段階でデザイン案を作成して、一気に見積り用の図面一式を書き上げています。
プレゼン前には、Hさまとは二度しかお目に掛かっていなかったので、見積り内容はある程度想定で行っています。どのレベルの仕上げ材で見積っているかも重要なので、持てる限りのサンプルをお持ちして、見て頂きながらのご説明になりました。
廊下全面の収納が、そのままリビングへと続いてゆくデザインとなっています。リビングにはガラス入りの天井まで届く引き戸が入り、それを介して廊下とキッチンもデザイン的に繋がるように考えています。
物置だった個所をコックピット型のコンパクト書斎に転換する、ちょっと遊び心のある提案もオプションとして作ってみました。こちらはプレゼン最中の打ち合わせで、残念ながら実施はされないこととなりましたが、いつかは実現してみたいアイデアです。三社での相見積となっているので、1週間ほどで依頼する先を決定するとのことでした。
後日談:提案性は一番すぐれているとの評価を頂きましたが、スケジュールと費用的なことで、今回は他の業者に依頼したいとのご連絡を頂きました…。残念でした。