真鶴の築39年の古い別荘のリフォームのお話があり、お施主様とスタッフの笠原君と三人で現地調査に伺って参りました。
海に面した崖地で、素晴らしい景色と緑にに恵まれた土地ですが、あまりメンテナンスをなさっていなかったとのことで、所々がひどく傷んでおりました。
屋根瓦が割れており、二階からその箇所を見下ろすと、木造躯体の中まで覗き込めたので、雨が降れば確実に躯体まで水が沁みてしまう状態でした。
中でも一番ビックリしたのがこの二階の和室です。パーゴラに乗った藤のツルが室内に入ってきてしまっています。リフォームの設計者としては、何とかしなくてはいけませんが、とてもシュールで美しい風景で、思わず見とれてしまいました。