ヴィンテージマンションリフォームの大田区S邸では、キッチンショールーム巡りに続いて浴室や洗面等の水回りのショールーム巡りを致しました。
まず最初に伺ったのは飯田橋のオーダーユニットバスのバンクチュールです。Sさまと同じマンションに住んでいらっしゃるご友人一家のKさまがご自宅リフォームをなさったときに採用した浴室が、こちらバンクチュールだったそうです。
Sさまのお宅の間取りは、Kさまの間取りを反転させたものとなるので、バンクチュールに訪問する前にそのことをお伝えしたところ、その時の図面も用意してくれていました。
展示されていたJaxon社のバスタブに奥さまに入って、サイズ感を確認して頂いている様子です。
キッチンショールームでは奥さま任せになさるご主人さまも良くいらっしゃるのですが、浴槽サイズはご夫妻で身長と体重が違うので、ご主人さまにも入って確認して頂きたいので、この日はご主人さまのお仕事が休みの日に合わせてのショールーム訪問でした。
今回のS邸は、壁構造で浴室のサイズが決まっているので、選べるのは仕上げ材と浴槽と水栓類となります。浴槽のグレードもピンからキリまであるので、その説明を浴槽内からご夫妻にお話しさせていt抱きました(笑)。
バンクチュール側では、以前のKさま邸の時の工事資料で浴室のサイズや床下の状況が判っているとのことでしたので、浴槽と床と壁のタイルが決まれば概算を出せるとのことでした。
次に伺ったショールームは乃木坂のセラ・トレーディングです。こちらでは洗面とトイレの洗面ボウルと水栓探しです。ヴィンテージマンションのリフォームで、床や建具などを再利用する計画なので、施水栓なども少しアンティークテイストがあるものに奥さまがご興味があるとのことでした。
ユーティリティーの奥のトイレの手洗いは、この写真のような可愛らしいものが良さそうだとのことになりました。洗面の水栓をアンティークテイストのゴールドにした場合、ガラス越しに見えてくる浴室のシャワー水栓等も同じような色味にすることが多いのですが、セラでは全ての色味を揃えるのが難しいので、そのまま赤坂に移転したグローエのショールームにまで足を延ばすこととなりました。
グローエが南青山にショールームがあった時にはよく来ていましたが、こちらに移動してからは初めての訪問でした。
ワンフロアでかなり広く、見ごたえのあるショールームです。
こちらは水栓のメッキ色違いの展示コーナーです。左から右に向かって順に、定番のクローム(シルバー)、ポリッシュド・クールサインライズ(ゴールド)、ポリッシュド・ウォームサンセット、ブラッシュド・ウォームサンセット、ブラッシュド・クールサンライズの仕上げです。
単品の仕上げであれば他社ブランドでもある程度揃いますが、奥さまが気に入ったブラッシュド・ウォームサンセット色で水栓からシャワーヘッド、トイレット・ペーパーホールダー(紙巻き器)、タオルリングからオーバーヘッドシャワーまでをここまで揃えることができるのは、国内ではグローエだけなのではないでしょうか。