Blog建築家が考える
プレミアムリフォーム・リノベーション

Architects think of Premium Reform & Renovation

高級マンションリフォーム・リノベーションの設計とデザインについて。
そのプロセスとノウハウを余すところなく公開しています。

リフォーム前後の洋服&靴収納量の調査と比較

港区R邸

港区R邸のリノベーションプロジェクトでは、当初より洋服と靴の収納量は十分に確保して欲しいとのご要望がありました。実は今お住まいのお宅の方が広く、今回新しくご購入なさったお部屋の方が狭く、ただでさえ苦労してきた服と靴の収納でこれ以上苦しみたくないとのお話でした。
そこで、今のお住まいにお邪魔して、洋服と靴の収納方法やキッチン・洗面などの使い勝手について調査させて頂くことになりました。

こちらが港区R邸のお客さまご家族が暮らしていらっしゃる都内の高層マンションのお部屋です。マンション新築時にオプションで床を白タイル張りにして間取りも大きく変更してご購入なさったお部屋だそうです。奥さまがお好きな白と黒に、ご主人さまがお好きな赤をアクセントにした素敵なインテリアでした。

最初に調査させて頂いたのが、クローゼットの洋服です。幾つかの収納に分かれており、ダブルでハンガーパイプが入っているものや、

棚板や引き出しがはいっている収納もありました。リフォームキューの営業&設計担当の坂本さんとうちの前田君と3人で伺って、撮影しながら綿密に実測させて頂きました。

男性クローゼットは忘れがちな、ネクタイやベルトの収納方法も現状を拝見させて頂きました。

時計やカフス等の小物、クリーニング屋から戻ってきたシャツ類などの仕舞い方についても、現状で何が不便で、どうしたら良さそうかをお客さまにヒアリングさせて頂きました。

片付ける場所がないことで、棚板に押し込んでしまっていた沢山のカバン類も全て床に並べて、総量を実測させて頂きました。奥さまのクローゼットについては、調査の際に男性陣だけだったので、実地調査はご遠慮して、ハンガーの長さと棚板の枚数を調べて頂きました。

次に調べたのが玄関横にあった靴収納です。

男性用の大きな靴は横並びに、女性用の細いパンプスやハイヒールは、上下に重ねる器具を使って収納しているとのお話でした。靴収納の内部に置かれている傘たても一緒に実測させて頂きました。

以上の徹底実測調査をもとに後日纏め上げてお見せした、今のご自宅とリノベーション後の新居のクローゼット収納量を比較したプレゼン資料がこちらです(上段中央の2つの展開図が今のご自宅のクローゼットです)。今のご自宅はハンガーバーが交差した箇所がないので、全ての長さが有効なのに対し、リノベーション後のウォーク・イン・クローゼットは2か所交差してしまうので、そのクロスした部分を除いて計算をいたしました。
結果としては、今のご自宅ハンガーバーの長さ3.3mに対し、新しいWICは4.1mとなり約25%増量、ピンクとブルーで色分けしたセーターや下着類の引き出し量も増え、重ねておいていたクリーニング済みのワイシャツも細かく分かれた棚を設けることで、収納しやすくすることができそうです。

こちらは靴収納の比較資料です。上段中央の二つの展開図が既存の靴収納で、下段の4つの展開図がリノベーション後のシューズ・イン・クローゼットです。交差した箇所を除いての計算で、20.5mが27.9mと約35%増える予定となっています。天井が高くなることで、上の方に棚板を作ることで増えている面もありますが、今のご自宅でも奥まってしまっていて使いにくい場所もあるので、収納量は確実に増えることをご説明することができました。

その他、今のキッチンで不満に感じていらっしゃることや、便利だと思っていることを伺い、

洗面所でも同じようなヒアリングをさせて頂き、収納内部も一通り拝見させて頂きました。リノベーション後の新居では、なるべくカウンターの上に物を置かずに引き出し内部に収納しておきたいとのことで、ドライヤーも引き出し収納の中にしまうことにしています。

ご先祖様のご位牌を収納する場所も新居には考えて欲しいとのことで、こちらも一緒に調査させて頂きました。

今は既製品のご仏壇を使っていらっしゃいますが、ご位牌とお線香をあげる場所と、おしきみ(樒)を置く場所を寝室のどこかに作って欲しいとのお話でした。

当初は最低限のスペースをと考えて、廊下からの扉の横にスペースを考えたりしてみましたが、毎日欠かさずお樒は交換して、お参りもなさっているとのことでしたので、それなりの幅と高さがある収納を考え、正面に立ってお祈りできる場所にとのことで、書斎机横の飾り棚内部にご仏壇入れを設ける考えて進めています。

 

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