Blog建築家が考える
プレミアムリフォーム・リノベーション

Architects think of Premium Reform & Renovation

高級マンションリフォーム・リノベーションの設計とデザインについて。
そのプロセスとノウハウを余すところなく公開しています。

フレックスフォルムでダイニングテーブル選び@六本木N邸

六本木N邸

一通りの家具をミノッティ中心で仮に選んだ六本木N邸ですが、奥さまから全体があまりに男性的なイメージになってしまったので、もう少し女性的で優しく、ソフトに感じるような家具を混ぜて貰えないかとのリクエストがありました。

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イタリアの高級輸入家具で、ミノッティと並ぶクオリティーとデザインの良さを誇る、フレックスフォルムのショールームを訪問いたしました。イタリアのデザイン界の巨匠、アントニオ・チッテリオがデザイン&総合監修をつとめる家具ブランドです。僕らからすると、ミノッティが男性的で暗いイメージなのに対し、フレックスフォルムは女性的で明るいイメージだと思っています。

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家具選びを手伝ってもらっているメイズの小島さんと一緒に、2階のソファを見学させて貰っている様子です。デザイン性の違いや、素材や色味の傾向が違いながらも、六本木N邸のインテリアにはマッチしてくれそうなことがよく理解できました。

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奥さまが最も気に入ってくださり、僕らも密かに採用したいと思っていたのが、このダイニングテーブルのFLYです。W2600、L1200、H740の大型サイズのダイニングです。

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展示されているテーブルは、天板が超高級大理石で、日本ではほとんど手に入らないカラカッタオロで、脚部はクローム仕上げですが、このサンプルのように大理石の磨き具合や脚の金属の色も選べるようになっています。色々と組み合わせを考えてみましたが、脚部をクロームのブラック仕上げにしますが、カウンタートップはサンプルと同じく、磨きのカラカッタオロとすることになりそうです。左上に並んでいるのはフレックスフォルムのレザー張り椅子のカラーサンプルです。

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こちらは場所を変えて、やはりフレックスフォルムからほど近い、インテリアズのショールームに移動いたしました。並べているのは、こちらで採用してはどうかと思っている、リミテッドエディションのレザーのラグサンプルです。

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途中から参加してくださったご主人も交えながら、家具のレイアウト案とここまで選んできた家具のチョイスを確認して頂きました。ラグについては残念ながら僕らがお勧めしたものは不採用となり、ビスコース素材ラグを探すことなりました。

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これまでなかなか良いものが見つからず困っていたダイニングチェアについては、インテリアズが扱っているピエロ・リッソーニがデザインしたガルダという椅子を気に入って頂けました。ダイニングテーブルの高さとの相性が良く、何より軽くて、スタイリッシュな椅子なので、僕らもいつか採用したいと思っていたものです。