早稲田大学芸術学校 卒計展@オゾン 

早稲田大学芸術学校 卒計展@オゾン 

一昨年まで講師としてお手伝いしてきた早稲田大学芸術学校の卒業設計の展覧会に行って参りました。

規模が大きく、学生らしい大らかで、ダイナミックな設計が多く展示されていました。迫力のある模型や、細かく書き込まれた図面にしばし見とれてしまいました。

二年前に新入生として入学してきた、彼らの様子をを思い出すと、良くぞここまで成長したものだと、感慨深いものがありました。

教えていた身としてみると、確かに想像力が豊で、興味深い作品が多いのですが、同時に、現役の設計者としてみると、少し違った面も見えてきます。

大学や大学院ではなく、どちらかといえば即戦力性を求められている専門学校の卒計としては、少し疑問も感じマシtあ。勿論学生ですから、どんなに大きくても構わないのですが、現状の問題分析と、それに対する”提案”があって然るべきだと思うのですが、少し現実離れしており、一体どこまで真剣に考えているのかは残念ながら伝わってきませんでした。

もう一つは、卒業する先の進路に対する考え方です。規模が大きいものばかりで、この卒計を持って就職活動しても、
小さな住宅規模の設計をしている事務所では、雇って貰えない気がしました。


大きい課題があっても良いのですが、もっと小さくて、密度が濃い課題や、住宅やリフォームといったより現実的な課題もあれば、バリエーションの面からも面白かったと思います。

これで卒業設計も終わったので、彼らもいよいよ就職でしょう。この卒計を手にして、どのような場所で活躍してゆくのか、不安でもあり、楽しみでもあります。

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2010年02月23日 早稲田大学芸術学校 卒計展@オゾン  はコメントを受け付けていません。 | トラックバックURL |

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