Blog建築家が考える
プレミアムリフォーム・リノベーション

Architects think of Premium Reform & Renovation

高級マンションリフォーム・リノベーションの設計とデザインについて。
そのプロセスとノウハウを余すところなく公開しています。

広尾のマンションリフォームNプロジェクトがスタートします

広尾N邸

渋谷区広尾の丘の上の抜群の場所にある、築40年のマンションのリフォームプロジェクトがスタートしました。

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現在香港在住のお施主さまは、以下のポイントが気にいってこの物件を新たにご購入なさったそうです。

  • 近隣でもっとも標高が高く、西側が丘陵状に落ちており、南側も抜けた抜群の敷地であること
  • 171平米の大型マンションで屋上階にあって天井高さも今以上に確保できそうなこと
  • 建設当時の一流建築設計事務所が設計・監理したSRC造の建物であること

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実は分譲当初は300平米のペントハウスとして発売された部屋だそうで、その後色々な経緯があって130平米とこちらの170平米に分割されたものだとのことでした。

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西向きのキッチンは夏の日差しはきつそうですが、眺望も抜群ではるか遠くまで見渡せます。

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こちらはマンション管理組合に保管してあった竣工当時の青焼き図です。エレベーターホールから二つの扉があって、どちらからでも入れる回遊動線のある間取りでした。

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事前に頂いていた間取り図を元に、簡単なCAD平面図を起こして、それを基にどのようなリフォームが可能かをNさまご夫妻に説明している様子です。

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こちらがその際の図面です。事務所としての使用を考えて事前にプランを用意しておりましたが、改めてNさまのご要望を伺いながら即興で書き換えてゆきました。

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お二人から鍵をお借りしておいて、打合せのあとにPS(パイプスペース)に入り込んで配管状況をチェックさせて貰いました。写真の配管は排水管なのですが、珍しく銅管が使われていました。床と配管のレベルを比較して、室内ではシンダーコンクリート(軽量コンクリート)に排水管が埋設されていることが判りました。給水と給湯も一度リフォームされていましたが、そちらも古くなっていたので、やり直しが必要になりそうです。

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こちらは天井裏の様子です。屋上のスラブ裏には木毛セメント板が一枚入っているだけで、断熱材は施工されていませんでした。最上階住戸なので、天井裏の断熱は必要になりそうです。その他、給水給湯管、電気の配線が天井裏を通っていることを確認いたしました。
この後実測したので、ある程度正確な図面を描いて、リフォームプランを練ってゆくことになります。

 

 

 

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