全7回のうち、早くも折り返しの第4回目のリフォームセミナーとなりました。本日のテーマは「アイデア発想法とプレゼン手法」についてでした。
中西さんは普段持ち歩くスケッチブックになんでも書き込んでゆく設計スタイルや、恩師の菊竹清訓先生からの教えなどを例に出しての発想法を話してくれました。
本日は実力派TA(教務補助)の山崎壮一さんにも実体験に基づいたリフォームの話をしてもらいました。僕も現場を拝見させてもらった千代田区番町のリフォームの裏話を聞かせてもらえたのも楽しかったです。
私、各務は施主にあわせたプレゼンテーションという視点でお話をしました。じっくり持ち帰って考えたい方向けや、直感的にイメージをつかむ方向けのプレゼンなどをケース毎に説明いたしました。上のプレゼンは部分毎にどのようなリフォームの可能性があるのかをケースわけで考えてみた事例です。
こちらは大きな一戸建ての二世帯リフォームの際の資料ですが、現状の把握に合わせて、新しい住まい方の可能性とそのメリットとデメリットを図式で説明したプレゼン資料です。
手書きスケッチは最近愛用しているスタイルですが、生活感が伝わり、持ち帰ってじっくり見たくなるプレゼンとして定義いたしました。
後半は、練習課題に取り組んでもらいました。水回りの移動などの制限を外して、比較的簡単に楽しく練習できる課題のイメージで作ったのですが、想像以上に難しかったようで、真剣に課題に取り組んでいる学生さんたちの姿を見て、僕らの身も引き締まる思いでした