キッチンにも強いこだわりをお持ちの駒沢X邸のお客さまに、オーダーキッチンの可能性と特徴を見て頂くために、二つのキッチンショールームをご案内いたしました。
最初に伺ったのは、代官山のクッチーナです。とにかくショールームが広く、色々なタイプ&デザインのキッチンが展示されており、ビルトインオーブンや冷蔵庫などの設備類の展示も豊富で、最初にオーダーキッチンをということになると、まずはこちらに伺うことが定番となっています。
地階のキッチンは、以前からそれほど変わっていませんでしたが、上階は新しいテイストのモダンなものやクラシカルなものなど、色々とチャレンジングなキッチンが展示されており、僕らも楽しみながら拝見させて頂きました。ただ、色々なものがありすぎて、お客さまのXさまが目移りしてしまって、よく判らない印象をお持ちだったようです。
良くクッチーナの後には旧山手通りの反対側にあるアムスタイルにお連れすることが多いのですが、リッツ・カールトンスタイルのインテリアがお好きなXさまには合わないだろうと考えて、目黒区八雲にあるリブコンテンツにお邪魔しました。
スタッフは全員女性で、細かい使い勝手や収納等の工夫が得意で、テイスト的にはちょっとカントリー調なものが多いですが、きめ細かい対応が特徴だと思っています。何と言っても、今回案内してくれた社長の田原さんは、各務の大学時の同級生ですから、面倒な要望もうまく応えてくれるのが、毎回ありがたいのです。
こちらが仮にレイアウトした図面を両社には事前に送っておいたのですが、リブコンテンツではそれらの図面を自部たちであればどう考えるかを検討の上、新たな図面を起こしてくれていました。折角の機会ですので、Xさまもご興味があるとのことでしたので、打ち合わせテーブルにてリブコンテンツならではの提案を聞かせて貰いました。
Xさまは、デザインテイスト的にはリブコンテンツも少し違うと感じていらっしゃったようですが、提案の内容がとても良く考えられており、この人たちとなら使い勝手とデザインを両立させたキッチンが作れるのではとのお気持ちを持ってくださったようで、提案書を見ながら再度ショールームのキッチンを見せて貰いました。