すでにリフォーム工事のお引渡しが終わって、ご家族で暮らし始めている白金台E邸ですが、夜間のリビングダイニングが暗くて、暮らしにくいとのお話があり、照明器具を追加する工事をさせて頂きました。
まずは部屋の家具を壁際に寄せて、シートを被せて養生させて頂きました。
こちらが追加の器具計画です。リビングダイニングは壁際はユニバーサル(首振り)でグレアレス(まぶしくない)タイプの照明をそれなりの間隔でレイアウトしているので、明るさの問題がありませんでしたが、部屋中央部分のダウンライトの個数が少ないことで暗いと感じられることが判っていたので、部屋中央部のダウンライトをダブルにする補修計画を立てました。
当初お客さまにご提示したスケジュールでは、天井のクロスは貼り換えが必要になるかもしれないので、2日間の工程で考えておりましたが、電気屋さんがこの写真に写っている赤い針金を使って、余計な穴をあけることなく配線をうまく繋げることができたので、この日一日の工事を無事終えることができました。
スイッチ系統と調光の関係も、器具追加に合わせて調整する必要があったので、スイッチプレートを交換し、回路数も増やしてもらいました。
実は、この日は当初からモルテーニでお願いしていたエクステンション・テーブルのフィリグリーの納品日だったので、電気屋さんにはリビングの照明器具追加をなるべく早めの時間で完了してもらうように依頼しておりました。
ちょうどリビング部分の器具追加が終わったところで、ダイニングテーブルが搬入されてきて、ギリギリセーフ (笑) でした。
家具を壁際に寄せたコンパクトな空間で、テーブルを組み立てて貰いました。
床の滑り具合次第ではありますが、慣れれば女性一人でもテーブルの伸び縮み作業ができるのが、このフィリグリーの優れたところです。ショールームでは奥さまに実体験して頂いたのですが、それも半年ほど前のことになるので、改めてアルフレックスの担当の小牧さんに教えて貰い…、
奥さまご自身でもテーブルエクステンションの動作確認をして頂きました。
照明不足のことで、しばらくご迷惑をお掛け致しましたが、器具追加をしたことで、その後は明るさの問題はなくなったとの嬉しいご連絡を頂きました。