ヴィンテージマンションリフォームのH邸の現場は、石膏ボード張りが始まっていました。
LGSが骨組みとすれば、石膏ボードは皮膚のようなもので、表層である皮膚が張り上がってくることで、一気に空間の構成が見えてきますね。
リビング床には、温水式の床暖房マットが敷かれています。
ご主人さまのコダワリのAV&TVコーナーも大工さんの作り付け家具として組み上がってきていました。
まだキッチンが入っていないキッチンエリアを内側から覗いた様子です。今回は立上り壁で隠したキッチン本体は既製品を使い、背面のリビングダイニング側から見える部分は造作家具として作る手はずとなっています。
弊社担当スタッフの竹田さんが、施工会社のリフォームキューの坂本さんと下請けの造作家具屋ライフウッドの谷山さんと打合せ最中です。
こちらはキッチン奥のユーティリティーからダイニングへの子ども専用の抜け道部分です。H家のまだ小さなお子さまたちが、楽しめる秘密の抜け道をプレゼントする計画を練ってきました。
こちらはその抜け道を洗濯機置き場側から見た様子です。お子さまたちが小学校高学年になれば、サイズ的にも使えなくなることをご説明の上、その時にはつぶして収納を作る将来計画を立てたうえで、この5~6年間をお子さまたちが友達に自慢できる秘密として考えてきました。
洗面所内にレイアウトし直した家族用トイレの入り口は、ポケットの中に引き戸が入る引き込み扉しようとしています。
ユニットバスはすでに組み込まれており、その手前のダブルボウル仕様の洗面カウンターの給排水の準備も進んでいます。
こちらは来客用トイレと手前の手洗いコーナーです。トイレ入り口部分にベニヤ板が立てかけられていることで、ちょっと空間構成が分かりにくいですが、ふつうはトイレ内に入れてしまう手洗いをトイレの扉外に出して、お子さまたちが幼稚園や学校から帰宅した時に、すぐに手が洗えるコーナーとしています。
新しくなった分電盤も洗面の横の壁に取り付けられています。
変形タタキの玄関周りでは、木製框(カマチ)の取り付けが行われていました。
フローリングと同材のオーク(楢材)無垢の框を接着剤と隠し釘を使って固定しています。ちなみに、タタキ部分の既存タイルは、お客さまの好みではないので、この上から新しいベージュ系のタイルを増し張りする予定です。
今は接着剤が強力なので、このように木製の手作りクランプのようなものを大工さんが作って丁寧に固定してくれています。
奥の部屋には、スカンジナビアンリビングのフローリング材に並んで…、