高層マンションリフォームの赤坂N邸の仕上げ材選びが進んでいます。
金属風左官材のモダナ(日本化成)のサンプル3枚に、床材候補の大理石調タイルのエポック・アイボリー(ダイナワン)、フローリングは東京工営のオーク材三色を見比べて、仕上げ材の最終色決めです。
金属左官のモダナは、第一候補に挙がっているタイルの色味からすると、真ん中のサンプルが良さそうだとのことになりました。
フローリングは、タイルとの色味を見ると、大きな白系に塗装したオーク材が良さそうに感じておりましたが、フローリングを張る範囲は、寝室になるので、もっとコントラストを強くするのも良さそうだとの話になりました。
Nさまのオフィスの打ち合わせ室を借りてのお打合せでしたが、しばらくサンプルを置いておいて、色々な時間帯の光環境で見てみたいとのことで、そのまま置いてゆくことになりました。
因みに、右端床に置かれているのは、候補から外れたタイルです。
お客さまとの打ち合わせ後は、現場からも、Nさまもオフィスからも歩いて5分ほどの場所にある、共同設計者の石川利治さんの事務所3*D空間創考舎に移動して、施工をお願いしているタキズミの加藤さんと特注スチールサッシの納まりについて打ち合わせをさせて貰いました。
スチールサッシの天井との取り合いや、フィックス部分と開口部の見えが同じになるように、ディテールを詰めてゆきました。