代々木上原I邸の寝室奥にあるライブラリーコーナーのインテリアは、思い切ったデザインにしたいとのIさまからのご要望があって、トミタが扱っているジャンポール・ゴルチェデザインの壁紙をご紹介したところ、一度壁に当ててみていたいとのお話なりました。
ジャンポール・ゴルチエ氏は言わずと知れた有名なフランスのファッションデザイナーですが、ファブリックのデザインの延長として、壁紙のデザインまで手掛けられているそうです。
ゴルチエだけではちょっとアクが強すぎるのではとのことで、トミタの営業の金子さんから他の壁紙シリーズの冊子も借りてきましたが…、
一度ゴルチエを見た後のIさまは、やはり今回はとにかくカッコよいゴルチエで行きたいとのお話しになりました。
花柄(と言ってもカッコ良いのです)かこちらの男性の顔をグラフィカルにデザインしたものか、最終的に二つに絞られて…、
最後は、こちらの花柄に決定となりました!深紅の花柄を壁紙とカーテンとして全面的に使って、同じ柄の青を椅子の張地として使うことが決まりました。
最終的に仕上がった様子がこちらです。ドラマチックな深紅の壁とカーテンに囲まれた中に、クールな椅子が2脚並んでいます。因みに椅子はアルフレックスの回転式の椅子で、特注でゴルチエのファブリックで張って貰いました。
なぜか、担当スタッフの神崎さんとの記念写真です…。
この日はIさまが現場に来てくださったので、これからお願いするミラーのサイズを原寸モックアップで確認して頂きました。マントルピース上はジュリアン・チチェスターのミラーの予定です。
オリジナルのサイズだと右下の図面のように大きすぎるので、特注で縮小して貰うサイズを原寸で確認して頂きました。
もう一枚、トイレのミラーはアーテリアーズで良いサイズのものが見つかっていましたが、こちらも原寸で確認して頂きました。
この日は、キッチン壁の大判タイルも確認させて貰いました。
アムスタイルにお願いしているキッチンのカウンター材と同じ、フィアンドレ(イタリア)のオニキス柄のタイルを壁にも張って貰っています。
3000×1500の大判の材の柄取を指示して、責任施工でアークテックに張って貰ったものが…、
こちらです。
その他、リビングダイニングの大開口の木製フレームの出来や、
キッチンのカーブ壁と床の真鍮見切りとタイルの取り合いや、
在来工法浴室の浴槽上のタイルデッキの張り方を確認させて貰いました。