「建築知識」主催の専門家向けセミナー、建築知識学校のリフォーム講座の第二回目授業でした。
今回は、先回以降新たな応募者が増えて、大阪(!)や前橋から参加してくださる方を含め22人になったそうです。
「戸建リフォームのプラニング」の回でしたので、木造と鉄骨造と軽量コンクリートパネル製の三種の構造の住宅を比較しながら、どのようにリフォーム設計したかのを説明いたしました。資料は築30年以上の木造住宅で構造的に気を付けなければいけないポイントを解説したものです。
構造補強のスケッチや、
段階的工事にした場合の予算配分の考え方などを説明しました。
鉄骨造住宅のリフォームでは、初期に作成したアイデアスケッチがどのように実際のデザインに落とされていったかの説明や、
スケルトンリフォームと部分リフォームの違い、施主支給工事を行った場合の考え方などを説明しました。
最後の軽量コンクリート造の住宅では、新築建て替えた場合と既存住宅をリフォームした時の違いや既存寸法に合わせた造作家具の作り方などを解説しました。来週は「マンションリフォームのプラニング」について説明する予定です。