成城Z邸の施主検査が無事終わりました。
初っ端から、検査後の記念写真ですが、左から、リフォームキューの岩波部長、プロジェクトの営業・設計担当の森井課長、カガミ建築計画の竹田さん、お施主さまのZさま、各務、現場監督の鈴木さん、大工の内原さんです。工事前にもZさまが工事関係者を集めての食事会を催してくださり、また工事期間中も現場に寄ってくださるたびに職人さんたちへの質問やお声掛けなどで、とても結束力の高い現場になりました。
先日、設計側で一通りの設計検査をして、その補修もしてあったので、当初の指摘とその補修度合を見て頂くのがメインの検査となりました。
こちらが説明している最中も、工事の出来にはとても満足してくださっているZさまは、どちらかというと新しい家具のレイアウトや、どこにどのお手持ちのアートや調度品を飾るかに興味が移っていらっしゃるようでした。
とはいえ、今後のメンテナンスのために設けた隠し点検口の取り外し方法などについては、大工の内原さんからの説明をきちんと受けて頂きました。
途中、天井埋め込みダウンライは角度がある程度自由に触れるユニバーサルタイプでしたので、どこに何を飾るかなどのお話を伺いながら、各務が調整してゆきました。現状、さっぱり目の玄関ですが、ステンドグラスの下にはベンチを置いてくださる予定とのことでした。
来客用トイレでは、独立型ペデストールタイプのシンク上に鏡を取り付ける予定なので、そのサイズのアドバイスもさせて頂きました。
テレビ・オーディオシステムは、リビングだけでなく書斎や洗面・浴室でも同じ音楽をシームレス(途切れなく)に聞けるようにネットワークプレーヤーを挟んだシステムを組んでもらったので、その説明をうちのスタッフの竹田さんがしてくれています。ソファー下のラグは、撮影用に借りたものを仮敷きさせて貰いましたが、ミノッティの家具との相性もとても良かったです。
検査よりも取扱い説明や、アートの飾り方、空間の使い方の相談がメインとなりましたが、それでもその間に見つけた傷や未塗装部分などについては、森井さんと竹田さんが図面にチェックを入れてくれました。最後に、それらの補修計画のあらましの日程をZさまにご説明して、お引渡しまでにすべてを完了するお約束をして貰いました。