ちょうど一年前にリフォーム工事が終わり、お引渡し後暮らしながらインテリアを整えるお手伝いをしてきた平河町T邸に、雑誌「都心に住む(リクルート社)」の取材撮影でお邪魔して参りました。
当日は、編集部からお二人、そしてライターの方とカメラマン、そして弊社での担当スタッフの前田君と各務の6名で伺っております。
カメラのアングルを決めて貰っている間に、ご対応下さった奥さまにリフォームのきかっけやどの部分にこだわりがあったかなどをインタビューさせて頂きました。ちなみに、こちらのダイニングテーブルは、昨年末に届いた、モルテーニのフィリグリーの大理石天板の物です。
ダイニングテーブル奥の壁に置かれているキャビネットは、こちらのお部屋に引っ越される際に購入して頂いたタイム&スタイルのウェーブ・コンポジット・キャビネットですが、特注で天板にネロマルキーナ(大理石)を載せて貰った仕様となっております。ダイニング上のミラーも特注で作って貰ったものです。
リビングとダイニングの中央、ちょうど玄関ホールの中心軸上にある丸いテーブルは、以前からお持ちだったものをダークブラウンに塗装してもらい、天板もかつてはガラスでしたが、木を黒に塗装した甲板を載せたものです。その上に吊るされている3つのペンダント照明、ルミナベッラのアプロムですが、高さや位置関係はお客さまと苦労して検討したものです。
テラスに面した木製ルーバー付きの建具を、編集部の方々に説明している様子ですが、こちらのお宅のご主人はまだ窓周りのデザインには何かが足りないと考えて下さっているようで、次回以降に変則的な仕様のダミーカーテンをご提案することになりそうです。
そうこうしている間に、カメラのアングルも決まったということで、順次プライバシーに関わるものを移設しながら、撮影を進めて貰いました。
僕らも、家具が入ってからの写真は、これまできちんと撮影する機会を作っていなかったので、プロのカメラマンの後を追いかけながら、家具入りの竣工写真を撮影させて頂きました。こちらはリビングですが、ソファは米国製ベイカーのMAX SOFAを入れさせて頂いたものです。
お忙しい中、取材&撮影にご協力くださったTさまご夫妻、どうもありがとうございました!