麹町K邸が無事お客さまの検査とその1週間後のお引渡しまで執り行うことができました。

モルテーニの壁面収納、ミノッティのソファとジャイプールのラグが入った状態で初めてお客さまに見て頂きます。これは事前にモルテーニ505シリーズの壁面収納にどのようにテレビの配線を通すかを打合せしている様子です。

お客さまご夫妻がいらした所で、改めてテレビ配線のご説明をさせて頂きました。

まずは部屋中を見て回りながら、担当スタッフの竹田さんと僕、各務で事前にチェックしておいたダメ部分や要やり直しカ所がどのような部分かをご説明して回りました。

キッチンの取り扱い説明は、次週の竣工お引き渡し時なのですが、奥さまはどうしても収納が気になって、どこに何を入れるかを考え始めて下さっているようでした。

すっかりきれいになった洗面所をチェックして頂き、

廊下を挟んだ反対側の息子さんの部屋、

ベッドが入った主寝室と見て回って頂きました。ご主人と奥さまのマットレスの高さ、柔らかさの好みが違うので、高さが違うベッドが並んでいます。

お二人で選んだシックなカーテン、気に入って頂けたようです。天井から吊るされているバーは洗濯物の室内干し用の特注金物です。

コンパクトながら収納量のあるウォークインクローゼットも気に入って頂けたようです。

リビングダイニングに戻って、ダイニングテーブルの上のペンダント照明の高さを見て頂きました。

うちの事務所では一般に、テーブル上面から照明の下面までの高さを80~90センチで設定することが多いので、現在は80センチに設定されていることをご説明させて頂きました。

全般的にとても満足が行く出来になっていると喜んで下さった所で、当日のメンバーで記念撮影をさせて頂きました。
チェックした項目については、施工の現代製作所、別途発注のキッチンのリブコンテツと設計監理の僕らで、補修方法を打ち合わせたうえで、当日は解散となりました。
そして、その10日後のお引渡しの日です…、

先日のチェック時に間違えた寸法で作ってしまった寝室のレースのカーテンを、カーテン屋バウハウスの鈴木社長に、リビング側に付け替えて貰いました。

検査時には写真を取り忘れていた、隣室の書庫&書斎エリアの手直し状況を見て頂きました。

この日は息子さんもちょうど予定が空いていたとのことで、お引渡し前ではありましたが、ご主人さまが息子さんにどこに何をしまうのかを指示していらっしゃいました(笑)。

正規の取り扱い説明がこの日でしたので、テレビの据え付け方法については、息子さんの方が詳しく分かるとのことで、モルテーニの日本代理店であるアルフレックスの小牧さんんから息子さんに直接説明して貰いました。

コーナーの奥さま用のライティングビューロー部分の説明です。

息子さんは料理もして下さるとのことで、キッチンの取り扱い説明にも同席してくれました。

特にコンロやオーブン等の電子調理機器類は、操作が難しいので、使い方マニュアルも息子さんが中心になって質疑がされていました。

その間にご主人さまはコレクションの浮世絵の額装をチェックして、

廊下の照明の位置に沿って掛けてゆくので、どこに何を掛けるかのレイアウトをお客さまが考えてくださいました。

現代製作所の上林さんと電気屋さんが二人掛かりで、浮世絵をピクチャーレールに吊ってくれています。

先回一旦了承をもらっていたダイニングテーブル上のペンダント照明ですが、もっと低い位置になさりたいとのご要望がありました。

早速テーブルを動かして、電気屋さんに当初より10センチほどペンダント照明を下げて貰いました。

一通りの取り扱い説明と、先回の手直し分のチェックが終わったので、請負工事の現代製作所の竣工書類をお渡しし、

別途契約で工事をお願いしていたキッチンのリブコンテンツにもお引渡し書類のやり取りをして貰いました。

改めて、息子さんやリブコンテンツの田原社長も交えての記念撮影で、無事竣工お引渡しを終えることができました。